娘がお空に帰ってから
3年10ヶ月が経ちました。
ついに生きていた時間を亡くなってからの時間が追い越してしまった。
娘は本当に短い命だったんだと
私が母親だった時間は、こんなにも短いものだったのかと、改めて感じた6月1日の月命日を過ごしました。
2021/10/2
娘の誕生日はやっぱり想い出の場所で。
10月。
紅葉がてら有名な山のおみくじで。
今一番欲しい言葉がちゃんとやってきてくれて、心が穏やかになる。
11月はもちろんマックハッピーデー。
12月。
クリスマスプレゼントにこれを。
ママとお揃いで。
でも、もしこれを着てる時に震災が起きたらと想像するとちょっと着ることを迷う。
2022/5/8
今年も母の日はカーネーションを買って、
「ママをお母さんにしてくれてありがとう。」と娘に感謝しました。
もうほとんど夢に出てくる事がなくなった娘ですがなんとその夜、変なおじさんのパジャマを着てママに会いに来てくれました。
ちゃんと繋がってるんだって…
もう嬉しくて、嬉しくて…
なんていい子なんだろうって…
娘が亡くなってから、早く娘に会いたいとそればかりの毎日でしたが、2年間のひきこもりを経て、三回忌を区切りとした私は娘が繋いでくれたご縁の中で働かせていただき、今1年半が過ぎました。
ここには友達も、恋人も、家族もいない。
ただ娘の遺骨があるだけの生活です。
でも、
やっぱりママでいたい気持ちが強くて、
ここだけは〇〇ちゃんママと言ってもらえる。
わざわざ苦しくなる場所に来て
去年までは辛くて泣いてばかりでした。
実際は誰からもそう呼ばれる事は無く
でも私を見ればきっと娘を思い出すだろうし
娘はいつまでも忘れられる事がない。
私はずっとママでいられる唯一の場所だと
そう思って働いています。
オリンピックから女子ソフトボールが無くなり、生き甲斐や目標を見失った上野選手に監督が、これからは恩返しだと思ってやってみたらと言ったそうです。
私も娘を亡くして生き甲斐も目標もなくなりました。
でもこれを聴いた時
あぁ、私が今行動してる想いは間違いでもなかったのかもなぁと思えました。
ここは辛い場所でもあるけど、
それよりもありがとうでいっぱいの場所。
私も恩返しの気持ちを忘れず、
ここにいられる事に感謝し
今を大切にして生きようと思う。