うきちゃんの病気発覚前は、後遺症のため極力車に乗らないようにしてました。

この2年ほどは、買い物は月に3度ほど車で5分程度のところに行くくらいで、動物病院も車で10分かからないところに行っていたので、ガソリンは1年に1度入れる程度で済んだほどでした。

お陰でだいぶ楽になっていました。

ちょっとくらいならスキップできるようになっていました。

ただ、少しでも無理するとぶり返してしまうと思い、極力車に乗らないようにしていました。

(「無理すると」といえば、足を捻挫した時に「無理して働いても大丈夫でしょうか?」と聞いたら「無理なら働けないでしょう。「無理」なんだから。働けるなら無理じゃないってことだよ。ハハハ」と言った整形外科医がいましたが。。。私の首の後遺症は、労災隠ししたい会社に無理させられたからなんですよね。。。)

 

でも、うきちゃんが余命1ー2週間の宣告をされてからは、車で40分のところでも行きました。

うきちゃんが亡くなって4ヶ月ほどの間にも、はいんちゃんの病院やドッグスキャンのために車で40分ほど掛かるところに5回も行っていました。

気が張っていたからなのか、ドッグスキャンをきっかけに私もニュースキャンというものを受けるようになったからなのか、それだけ動いても辛くなりませんでした。

 

これは良いことなのですが、逆に、「これだけ動ける体調だったなら、なんでもっと早く、車で20分ほどの動物病院にセカンドオピニオンを受けに行かなかったの? もっと早く行けていたら、こんなに早くうきちゃんを死なせずに済んだはず。数なくともワクチンなんて打たせなかったのに。。。」と、私の努力不足、怠惰を悔やんでいました。

うきちゃんの病気が発覚する前の体調をよく覚えていなかったので、「私、こんな楽な状態で甘えてたの?」と責任を感じていました。

 

ですが、先日片道1時間ほどのところに行ってからは首の後遺症が復活。

首は熱を持って痛いし、腰も背中も痛い。長時間座っているのも辛い。尾てい骨を圧迫しないようにしていれば比較的耐えられるけど、パソコンするのも時々横になって休み休みでないとできない。

はいんちゃんのことも落ち着いてきたからなのか、ニュースキャンにしばらく行っていないからなのかわかりませんが、

「この体調なら、車に乗るのを避けるのも仕方なかったよね。。。」と思えるようになりました。

 

もちろん、うきちゃんの命が掛かってると知っていれば、それでも必死で動いたことは間違いありません。

ドッグスキャンのことをもう少しだけでも早く知っていたら、うきちゃんにも受けさせたのに。。。と、後悔ばかりです。

 

そもそもこんな後遺症にならなければ、私は何年も生き地獄を感じながら働かなくてよかったし、20センチの腫瘍を見逃すような動物病院に行くことも無かったでしょう。

うきちゃんをもっと長生きさせることができたかもしれないし、少なくとももっと散歩させて、もっと幸せにできたと思います。

こんな後遺症、持ってて良いことはありません!

 

ただ、今回の悪化は、精神的には少し救いになったという、おかしな出来事でした。

 

 

Amazon Primeでたまたま観ました。

最後のほうで雨がおおかみとして母の元を去る時、母は「私、あなたにまだ何もしてあげてないのに」ということを言いました。

私がうきちゃんに思ってたことと同じでした。

 

あのお母さんは一人ですごく頑張って大変だった。

私も、障害者年金を貰えてもおかしくない体調でも仕事して、生き地獄と思いつつも犬達を育てるために頑張った。

いつまでもつんだろうと不安だった。

うきちゃんの病気が発覚する直前は特に。。。

でも、こんなに早く亡くしてしまうなんて思ってなかった。

12年、私にできる精一杯、美味しいものを食べさせて大切に育てたつもりだったけど、でも、まだまだ美味しいもの、食べたかったよね、って思う。

もっと散歩してお友達と戯れたかったよね、って思う。

 

病院も、もっとちゃんと診てもらえばよかったのに。。。

 

まだまだやってあげなきゃいけないことは沢山あると思ってた。

このアニメのように、「まだ何もしてあげてない」と思うほどに。

 

しかも、アニメの終わりで

「私たちを育てた12年の月日を母は振り返って・・・」

って言葉。

私がうきちゃんを育てたのも、ちょうど12年。。。

 

うきちゃんからのメッセージなのかな、とちょっと思うけど。。。

私もこのアニメのお母さんのように晴れ晴れとできたらいいけど。。。

後悔もあるから、やっぱり難しい。。。

 

昨日はうきちゃんの4ヶ月目の月命日。

動画を編集しようとしてるけど、アプリがうまく動かない。