今夜のBSフジプライムニュースにゲスト出演しておられた有名な(テレビに良く出るから有名になる?)外交評論家の方が、
今の日本企業が6重苦(円高、高い法人税、CO2の25%削減というむちゃくちゃな目標、派遣労働の禁止、TPPなどの自由貿易協定の欠如により製品が輸出先で高い関税をかけられること、そして、今の電力不足)に苦しめられており、これが原因で国内にはいられなくなってきている、と言っていたところまでは(ある意味では)良かったにしても、
原発をやめるのならやめるでいいけど、その場合は政府が国民に1960年代の、クーラーもなーんにもなく、ひたすら暑いのを我慢して汗をかいて、木造の薄暗い家にくらしていたような時代に戻らなくてはいけないことをきちんと言うべきだ、と顔をしかめて「みじめですよー」とばかりにわざとらしく言っておられたのには、びっくりしました。おどしのおつもりでしょうか。
かっこよくお話になる、お口の達者な方ですが。
今は時代がまったく異なり、以前では考えられなかったような技術の猛烈な進歩が日々進み、(同時に以前では考えられなかったようなさまざまな問題も出てきていますが)、柔軟な発想のもと私達の本当の豊かさは何なのかを考えるさまざまなパラダイムシフトが求められる時代となってきて、また、これが可能となるテクノロジーのベースができてきて、そのうえで洗練された環境技術や省エネ技術が進歩しうる時代となってきているのに、なんなのでしょうか、この発言は。未来の日本にとって本当に必要な、つけるべき競争力の足を引っ張るおつもりなのでしょうか。
この種の、どうしようもなく頭の硬い(?)方々の発言が、視聴者に影響を与えないことを願うばかりです。・・
ちなみに、プライムニュースは、イタリアの国民投票のことも、報道せずに無視しました。国営放送のNHKでも、きちんと丁寧に放映していたのに。
プライムニュースは、いろいろなゲストを呼んで、さまざまなテーマについてじっくりと討論して、興味深い内容が聞けるので、よく見ているのですが、ここ1~2週間は、ちょっとひどいですね。ゲストに、ある種の方向性の人々ばかり呼んでいます・・。