WK-Pでございます。<(_ _)>
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まず私は、周りの人の幸せのために生きてみようと思いました。
困ってる人がいれば、何か力になれることはないかと思いを巡らせました。
例えばお客さんの無理難題でも、何とかして応えたいと一生懸命努力しました。
たくさんの笑顔と喜びのために、私の毎日を捧げました。

気付けば、あの声はもう聞こえなくなっていました。
声を頼る必要などないと思ってたし、自分の行いは正しいという自負もありました。
何より心が軽やかで、とても充実した日々に、すべてが光り輝いていました。
だから声が聞こえなくても、そんなに深く考えることはありませんでした。

会社でも昇進し、家族みんなに良い変化もあり、笑顔の絶えない日々を過ごしました。
まさにすべてが順風満帆でした。
私は幸福の真っ只中にいました。
みんなが幸せで満たされれば、きっと世界は変わるはずだと。
これこそ私が探していたもの、ずっと追い求めていた答えなんだと。

私たちはすべて一つの存在。
みんなの幸せは自分の幸せ。
他人の幸せのために生きる。
それこそが本当の愛である。

何かにとりつかれたように、誰かのために一所懸命で今を生きました。
たとえ苦しくなったとしても、苦しんでる自分は幻想なんだと言い聞かせて。

自分が正しいことを証明したかったのかもしれません。
ほら、今とても幸せダヨ。間違ッテナンカナイヨッテ・・・。

















こうして半年の月日が流れていました。

気が付けば僕は、また元の場所に立っていた。
あんなに幸福の中にいたはずなのに、どうやら昔の僕に戻っているみたいだった。
戻ったというよりは、一歩もそこから動いてはいないようだった。

慌ただしく流れて行く日々。
結局目の前の現実は何も変わらなかった。

どれだけ人のために頑張ってみても、
誰かの笑顔のために努力してみても、
いつもハッピーエンドになる訳じゃなかった。

今日も何処かで悲惨な事件は起き続け、罪のない命は奪われていく。
弱者はいつまでも弱者でしかなく、一握りの強者が統べる世界。

どれだけスピリチュアルに目覚めようと、
どれだけ新しい価値観に気付いてみせても、
どれだけアセンションが起きたとしても、
マイノリティはマイノリティでしかなく、マジョリティな世の中に無味を感じた。

誰かの笑顔は、挫けそうな僕の心をいつも癒してくれた。
自分のしてることが間違ってないと安心したくて、何度もスピリチュアルに答えを求めた。

たしかに昔ほど苦しいとは感じなかった。
だけど、思っていた世界とは何か違っていた。
いつも僕の中では、何かが足りないような気がして、そんな自分に失望した。

次回続きます。<(_ _)>




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