ガンガーの教え
スティーブンと別れて、Thamel地区に戻り、タクシーに乗って、Pashupatinath(パシュパナート)へ向かう。Pathupatinathは、カトマンドウ近郊のヒンズーの寺院だ。この時点で、土産物屋で、ルピーをほとんど使いきって入場料250Rpを残すのみとしていたが、入場料が250Rpから500Rpに値上げしている!簡単な入場受付で、値切ってみたが、ドルで払え、ということで、20ドル札を払って、900Rpのおつりをもらう。またルピー札が増えてしまった。自称ガイドという男性が近づいてきて、英語でいろいろと話し出す。金もないので、ガイド料は払わないよといなすが、ずっと付いてくる。沢山のヒンズーのお寺やBagmati河沿いの火葬場などを見て回る。ここはインドのベナレスと一緒で、ネパール人にとって、このBagmati河こそが聖なる河、ガンガーと呼び、河沿いの火葬場で死体を燃やし、そのまま河に流している。
右手(下流)からカーストに寄って台が決まっているらしく、焚火に載せて盛大に燃やしている。足首などが見えて、結構グロい。しかも乾季のため、水量が少なく、遺体は木の燃えカスとともに、大量に河に堆積している。そのすぐ向かいで、聖なる河・ガンガーに浸り、女性が身体を洗っている。しかも盛んに、そして時間をかけて頭から身体まで洗っている。すぐそばでは別の女性が洗濯をしている。盛大に燃えている数台の火葬台とともに、なにか異次元の世界を見ているような気がしてくる。
お寺には、サドウーのおじいさんたちが沢山群れている。2メートル以上に伸びて固めた髪の毛を親切に触らせてくれる。パフォーマンスも旺盛で、いろんなポーズをしてくれて、写真OK。
すこしばかり寄進するのが習わしのようだ。その辺りのことも全てずっと付いてきたガイドから聞いたことだ。まあ、このガイドのおかげでいろんなことが理解できて良かったかな、と思っていたら、最後になって、やっぱり20ドル払え、と迫ってくる。やっぱりなあとがっかりしながら、最初に払わないと言ったのに勝手についてきたと説明し、散々値切って、500Rp(500円)を払う。まあ妥当な料金だろう。
そのまま、徒歩で、30分ほど歩くと、Tribuvan空港だ。つまり空港からわずか3㎞ほどのところで、遺体を燃やして流していたわけだ。やっぱりすごいことだ。空港では、たいした手間もなく、すぐにフライトとなった。帰りは残念ながら、エコノミークラス、しかも真ん中の席で7時間はつらい。さらばカトマンドウ。
Inchon到着は深夜0:30。今回の乗り継ぎにはホテルはついておらず、そのままトランジットゾーンで夜を明かす。といっても、カフェやソファ、カプセルホテル、レストラン、シャワー室までそろっていて、沢山の人が思い思いで寝ている。金をケチって、ソファに横になって寝る。朝7時頃に起きだすと、もう既にものすごい人混みになっていた。日本まではあと少しだ。



