変化 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

晴れ くもり 雨


唐揚げ


画像は本日のランチ「鶏の唐揚げネギソース添え」です。


立派な二の腕を惜しみなくさらし、早々と半袖をエンジョイしている母さんです。 こんばんは。


春のこの時期になると、思い出されるのが雉。鳥のキジです。


私がウィッツに勤め始めた最初の2~3年、学校近くで「キジ」と遭遇することが時々ありました。


初めて見た時はハッとしましたよ。 大きくて美しくて…。

近づくと後ずさりされてしまって、写真に収めたキジ君はキジとは思えない程小さくなっていましたけどね。

 

周りの環境が少しずつ変わっているのでしょうか、最近その姿を確認することはありません。
少々寂しい変化です。



さて、嬉しい変化と言えば…
ご存知の方も多いかと思いますが、我校には中国からの留学生K君がいます。


彼が1年生の時、もう1人先輩の留学生 社交的なC君がいました。 当時 K君は専らC君と中国語で話し、寮に籠りがちでした。
「大丈夫かな…?」 大人たちはそう思っていました。
 
ところが、我々の心配は杞憂に終わりました。
K君は今、仲の良い友達に囲まれ、日本語を喋りまくっています。(笑)


授業でも特別扱いされることも無く…実によく馴染んでいます。 と言いますか、気を使うことをすっかり忘れていると言った方がいいかもしれません。


昨日 英語の授業で「通訳もどき リーディング」練習の際、難しい日本語訳を驚くほどスラスラ読み、改めて彼の進歩に驚かされました。


中国の人は英語の発音が概ね良く、K君も こういった練習をするとき 以前なら圧倒的に英語の読みの方が上手かったのです。 が、今は逆になってしまいました。
これは喜ぶべきことなのか悩むところではありますが…。


自然に他の生徒たちと談笑している姿を見ると、彼の大きな変化を喜ばずにはいられません。



我国と かの国は、目下のことろ決して良好な関係にあるとは言えませんが、 こうして政治を離れた交流を見ていると、近くて遠い国であってはいけないのだと痛切に感じるのでした。