こんにちは!

2019年も押し迫ってきたのできょうはがんばって12月の思い出まで行こうと思います。

9、10月特に9月はそこまでやりますかってくらい、美術演劇に通ってました。

9/1が最終日だった「やなぎみわ展」(福島県立美術館)のワークショップは目の見えないひとと目の見える人がやなぎみわさんの「神話機械」とともに「古事記」の黄泉比良坂、イザナギイザナミの神話を演じるというものでした。

チームに分かれて、私たちのチームはイザナギの投げつけた葡萄をたべる黄泉醜女を演じ、やなぎみわさんの朗読がそこにさしかかるやべちゃべちゃと音を立てて葡萄を食べまくるという…いやあ甘い甘い葡萄でした。

やなぎみわ展では写真以外にも写真から始まる映像の世界の再生もあり、写真は絵より映画や演劇に近い気がしました。


その後塩田千春展へ。

ひとの想像力とそれを実現させるための意志の力を思った。監視員の方がお聞きすればなんでも深く拾って答えてくれるのも素晴らしい。展示されていた古い大きなトランクは塩田さんがあちこちで集めてきたものだそうで、ほかにも取り壊されたビルの窓枠などなど、すべて塩田さんの私的コレクションと聞いて、どこにどうやって保管してるんじゃ、どうやってここに集結させたんじゃと。そこで感動するのは違うかもしれないけれどイマジネーションという目に見えないものを出現させるためには現実的な大変な努力がいるのだと思う。


ポルタンスキー展を会期終了日に見て、見逃さなくてよかったと。
死者の思い出、家族、声、記憶が様々な写真や映像、大量のコートの山や積み上がったブリキの箱に表出していて、重力の支配を忘れそうになる感じだった。


もりげき王2019 9/4〜9/6。

今年は特にレベルが高くて、毎日寝不足でひーひーいいながらも通って喜んでいました。もりげき王2019は現もりげき王の嵯峨瞳さんが連覇。
女海賊のコスチュームは嵯峨さんの手になるものです。


大駱駝艦、初めて見て、いままで知らなかったのはすごい損失だったと思った。凄かった。


9月下旬に宮西さんが遊びに来てくれまして、小岩井農場で合流!

お子さんたち二人とも可愛かった。来てくれてありがとうございました。


これも9月。
下北沢のOFFOFFシアターへ、「スローターズII」を息子と見に行く。ボーイズドレッシング主宰のベロシモンズさんが単身東京に入り、現地のスタッフキャストと舞台を作り上演するということで、これは見に行こうと。



所属する写真クラブ竹の子会の展覧会もありました。


伸び代しかないので、去年からの進歩を褒められやる気に。褒められて伸びる子。2013年からですから7回目の出品です。


赤塚不二夫さんのお嬢さん、赤塚りえ子さんの講演会にも行きました。少女のような可愛い声と雰囲気の方だった。赤塚不二夫がヒット作をガンガン出していた頃、アシスタントもしていたりえ子さんのママがアイディアを出して、もっとも多忙な時代にりえ子さんが生まれ、
本気で遊ぶ不二夫さんの姿に影響を受け、その背景に少年時代の不二夫さんが満洲で見た真っ赤な夕焼けとカラスの群れの光景があったという。


「肴町右往左往物語」の顔合わせもありました。


「肴町右往左往物語」は、風のスタジオプロデュースの演劇ロングラン作品である。


旋風の劇場 Vol.1 「肴町右往左往物語」

7

20201/27() 2/2()

1/29()は休演日です。

会場:風のスタジオ

前売:一般1,800 学生・シニア1,000


twitterやInstagramに稽古の様子や公演情報も出ています。




最近はこのアーケードを潜ると

おきあんご人生劇場のはじまりはじまり〜という声が響くようだ。


10月31日は小原尚子さんとの共演。
関西テレビマルコポロリ!の「魔女の後継者」シリーズ第10弾でした。



たなに東京まで絵を観に行ってすごいと言われますが、1ロケ2美術展をノルマにしておりまして、府中市美術館の「美しき明治」をロケ前に見て、美味しい台湾料理を頂いたという…。

芸術の秋のデカ盛りの9月10月でした。