今週の日曜日に花巻市の光林寺で開催された光林寺寄席。柳家喬太郎師匠の独演会でした。



この光林寺寄席の会報も今回特に気合が入っているような気がします。


お寺さんのやや暗い中に燦然たるきんきらきんの装具(なんて言う名称なんでしょう)、を背景に全身で語る喬太郎師匠。


「北欧探訪記」は新作というより、「まんじゅうこわい」と「花筏」をつなぐ身辺記のようでもあり、私がもっと落語を知ったらまたべつの意味が浮かんでくるのかもしれませんが、ただ楽しい。

「花筏」は相撲が題材の噺で、初めて聴きましたが、あ、ここで枕の日大アメフト部(喬太郎師匠は日大出身)の内田監督に似ているという話が活きてくるんだな、と思っていたら、

翌々日いらしたお客様が同じ寄席を聞いていらして、名古屋場所をやっているから、と言われて、あーそうか!と膝を打ちました。

3年前に光林寺寄席にいらした時は落語教育委員会として、故柳家喜多八師匠、三遊亭歌武蔵師匠の三人だったのですが、そのことにも触れられ、もう3年前なんだなあとしみじみしました。



光林寺寄席はお寺の佇まいも周辺のロケーションも心地よく、パン屋になってからめっきり出かけなくなった私ですが、また来年も来たいなあと思います。