美術館友の会に入って8年目、ボランティア解説グループに入って6年目の菅原です。
2011年を境にして、いろんなことが変わったなー、ってそれは私だけじゃないと思いますが。
2009年にあるドメスティックな出来ごとがあり、2010年春からいろんなことが少しずつ変わり、2011年2月28日に引越し終了!のすぐあとに東日本大地震。
春は街に出ても暗く、気持ちも重苦しく、書店とGEOだけが慰めという日々だった。図書館も閉館していたし、暗い中で書店があってよかったって感じ。
その書店も跡地がマツモトキヨシになったのを見ると、いつも2011年3月のことを思い出すんだよなあ…。あの時は本屋さんがあってよかった!節電で暗い中で営業してくれてありがとう!と思って涙が出そうだった。マツモトキヨシの煌々たる照明と節電営業で暗い書店が脳内でセットである。
いろいろあって2011年の冬は鬱々として、その反動で2012年からいろんなことを始めたんだよね。
マラソン(休止中)、カーブス、美術館ボランティア、読書部も2012年からだったかな〜?
美術館ボランティアの活動の中でも解説グループはふだんピンで活動している特殊なグループ(ジョイント解説とかないし)で、私もカンパーニュをはじめてからは美術館に行く回数も激減したので、久しぶりにみなさんにあってうれしかった。
(イタリアのカラーラで制作された大理石彫刻。
大理石がイタリアの山から日本の岩手大学芸術棟まで運ばれてくるプロセスの今昔も興味深かったです)
今回は岩手県立美術館の藁谷館長から彫刻制作現場である研究室にて、彫刻制作についてお話ししていただいて、その後実際に小さなものを作ってみるという研修です。
むふー。
なにができるのかな?
風船の中には石膏が入っており、風船をいろんな形にして固めるとユニークな造形ができるのです。
できたー。
風船の皮(?)を剥がしてつるりんとした石膏の肌が出てくるのが楽しい。
研修レポートの提出という宿題はありますが、実り多い研修でした。
ではでは♡