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こんばんは。
 
スーパームーンは見られなかったなあ。みなさんのところはいかがでしたか?
 
きょうが53歳の誕生日だった菅原です。
 
クロード・モネとリンドグレーンとおなじ誕生日ですが、
図画工作、美術はずっと2だったし、作文で褒められたこともあまりなく、
おなじ誕生日ってなに!って感じ( ´艸`)。
 
でも「長くつしたのピッピ」で、木登りしたり、木のうろに入ったりするので、
リンドグレーンも子供時代は木登りがすきな女の子だったんじゃないかと思ったりします。
 
 

 

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やせてみえますが、全然やせていないです。
きょうは午前中は暑かったので、この下はTシャツ1枚だったんですが、
気温が下がる都度下山してトレーナーを重ねたり、最終的には汚れたダウンを着て作業していました。
 
山の気温はすぐ変わる!
 
って私は本格的な登山はしたことがないのですが、屋根にのぼっていてすぐに降りられないということを少しは考えたりしました。
 
ある意味、店を開くということは山に登ることと共通するものがあります。
 
荷物は自分で背負わなければならない。
いったん登ったら下山できない。
しかし撤退する勇気を持たなければ、自分だけではなく、いろんなひとに迷惑をかけてしまうので、それも忘れてはいけない。
ゆっくり登って、疲れないようにする。マラソンとちがって、一度疲れたらおしまいである。
(マラソンは飛ばしすぎたと思ったら、ペースダウンすれば回復しますが、登山はそういうことはないらしいです)
 
 

 

 

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下塗りが終わって、お楽しみの緑色のペンキを塗ったわけですが、
バケツはおなじもので、中のものだけレフィルというか、取り替えました。
ほんとうは網目のあるパーツもそのまま使えるはずだったんですが、
もう乾くのを待っていられない、ということでそれはゴミにしてしまいました。
 
また使えるのかな?でも薄め液の方がかかりそうだったし。

 

 

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ローラーは取り換えパッドが2個もついていました。
 
あしたの朝になったら固まっているのかな?
てかあしたは雨なので、うーん、つぎにやれるまでには固くなっていそう。
 

 

 

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工房でつかっている薄手の使い捨て手袋が大活躍!

最初は軍手をしていたのですが、気軽に取り換えられないし、

下塗りの黒い液体が手にしみこんでくるし!

 

 

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ペンキ塗り用の刷毛。
 
あ、道具類は全部、リフォームでお世話になったサンプラスホームの安部さんが
用意してくれました。私だけだったら、たぶん、ホーマックに行って下塗り錆止めオールインワン、みたいなペンキを塗って得々としていたことでしょう…。
 
ちゃんとさび落とし、下塗りと段階を踏んで作業ができたのは安部さんのおかげです。
 

 

 

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というわけで、これが緑色がいい、と私がリクエストして揃えてもらった緑色のペンキです。
これはメーカー取り寄せでした。ペンキはそんなにたくさん種類はなくて、
緑は明るい緑と濃い緑の2種類。
 
迷ったのですが濃い緑にしました。

 

 

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どろりん。

 

 

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で、ここで馬鹿な私は刷毛も全部おなじバケツに入れちゃう!
 
ちゃんと小さなバケツもそろえてもらっていたのに、なぜ気づかない…。

 

 

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薄手の手袋、このままiPhoneの操作もできるのでよかったです。
父も日曜大工をしながら(しごとが大工だが、日曜は日曜で物置をつくったり、書庫をつくったり、本職の大工とはまたちがうフリーな大工ライフを楽しんでいたのである)
 
演歌のテープをかけていたけれど、その気持ちがわかった。
音楽がないと能率が上がらないんです…。
 
おもに中島みゆきとセアロニス・モンクを聞きながら作業していました。

 

 

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ズボンより、スカート(穴が開いていたのでもうペンキで汚れてもいいや状態)プラスレギンスの方が温かいし、足さばきも楽でした、私はね。

 

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塗りたての緑のペンキに青空と白い雲が映って、
ちょっとモネ風?お誕生日がおなじだからさ(笑)。

 

 

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3時でこのくらい(と、正面)。
 
でも疲れてきたので下山して、宅配便を受け取ったり、
店判の校正をチェックしたり、営業マンの応対があったりして。
 
その後、3時半からまた屋根に上がって全体の半分くらいは塗ったかなあ。
 
自分の店の屋根を塗るのは、節約のためももちろんあるけれど、
 
ロマン。
 
であります。
 
男のロマンといいたいが、フェミニズム的にはどうなのそれだし、
でもかといって、女のロマンと言っても、女の人で屋根に上るのが楽しい、すきだ、というひとは少ない気がするんですよね。みゆきさんの「遍路」でも、ふたりの暮らす家の屋根を塗りにのぼって転落したのはもちろん、彼氏の方だったし。
 
でも私は屋根に上るのが小2くらいからすきで、家の猫を追いかけて屋根をどたどた走っていたんです。父も祖父もすぐ手をあげるタイプのにんげんだったが、屋根の上を走ったり、屋根にあがったりすることで怒られたことは一度もなかったなー。ってことは怒られるときは相当なことをやらかしていたってことでしょうね。記憶にはないんですが。新車の上でトランポリンよろしくピョンピョンやったこともあったけど、それすら怒られなかった…
いや、活発な子じゃないんですよ。おとなしい、運動するのが大嫌いな子だったんですけど、
 
高いところが得意だったんです。屋根も木も家のむき出しの梁を伝ってあるくのも。
(まるで運動神経がいいみたいだが、運動はすべて苦手でした)
 
きょうは自分が昔からすきだった高いところをあるく、ということを堪能できて、
また、自分の店の屋根をすきな色に塗る、ということもできて、
 
達成感がご褒美の誕生日になりました。
 
いろんなメッセージやプレゼントをいただいて、
ありがたいなあと思うけれど、
 
自分が自分にしてやれることは屋根塗りだった、みたいなことで。
 
ではでは♪