「「3月のライオン」12巻まできました。
少し前の巻では、家族を捨ててほかの女性と家庭を持った「父」が三姉妹の前に現れ、自分にいい理屈をつけて、三姉妹と祖父の家にいまの家族と暮らそうとして、泥沼的に暗かったのですが、
この巻では指宿の砂蒸し風呂を体験したり、
零くんの棋士としての姿を初めてみたり、長女あかりの身辺に将来の夫候補があらわれたり、明るい話題ばかりでホッとします。
九州の陽光と姉妹たちの明るく澄み切ったいまの気持ちを象徴するようなレモンゼリー梅シロップがけ。
黄色く透きとおってぷるぷるふるふるえるゼリーは太陽のように輝いているじょとでしょう。
今回はこの二人の対照的な戦いが楽しかったです。将棋のことは何も知らなくても、いつのまにかその場のテンションや二人の心理状態まで伝わってきます。
NHKでドラマがはじまり、映画も楽しみです。
久しぶりにちゃんと毎週ドラマを見ることになりそうです。
ではでは♪