美術館の解説ボランティアの研修で行った野田村でしたが、
わたしはここののだ塩に夢中です。
というと研修はどうしたと言われそうですが、研修は研修で
しっかり受け止めたつもりなので、塩のことは塩のことでゆるしてほしい。
観光物産館ぱあぷるには、たしか1kg入りの大きい袋もあったのですが、
重そうだな~と敬遠してしまっていま後悔しています。
そんなにすぐになくなるもんじゃないし、と思った私がバカだった。
200gなんてすぐなくなったじゃん!
製パン用には粒の細かい塩がよいといわれているので、
この粗塩は遣いたくなかった…。これはたとえばベーグルの表面にパラッと落として
のだ塩ベーグル、というような使い方がただしい。
まちがっても粗塩でパンをつくるひとはいません。
しかし、ゲランドの塩も使いきってしまい、瀬戸のほんじおはおむすびと梅干と塩麴に
つかってはいるが、製パン用には粒が大きくしっとりしすぎている。しっとりしていると計量しにくいものなのだった。
のだ塩粗塩をつかおうじゃないか。
でもこのままだと生地とのなじみが悪そうだ。
ということですり鉢ですることにする。
ごりごり。江戸時代の菓子職人がカステラ製造のために、
玉子と砂糖をすりこぎとすり鉢で
泡立てている絵を想像しながらごりごりする。
だいぶ細かくなってきたかな。
粉っぽくなったし、これならパン生地につかえるかなと。
さて、非常時(どんな!)用に買っておいた50g入りののだ塩がみつかったので、
自分のつくった(?)すり鉢出身塩とくらべてみたら、私のやったほうが細かい。
が!!
細かくなっても、粗塩は粗塩。
まろやかさや甘味とはちがう、
海出身だ!というようなガツンとした塩味だった。
細かくしたので溶け込みやすくはあるんだけど。
結晶の粒が大きいからというひとがいるけど、そうじゃないみたい。
粗塩は細かくしても粗塩。
市内の観光物産館のようなところにのだ塩が置いてないか、
調べたりして右往左往していたんですが、
通販があるじゃないか。
あったわ。
でも観光物産館ぱあぷるには1kg入りも置いてあったはずなので、
こんど野田村に行く時は絶対1kg入りのやつを購入しようと思う私だった。
塩については、プロの料理人だって精製塩をつかっている、という意見もあるんだけど、
四方を海に囲まれた日本で、いろんな地方のいろんな塩があるんだから、いろんな塩を楽しんだ方が人生楽しいじゃんと思う私だった。
ではでは♪