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あー、やっぱり自分で淹れるコーヒーは格別ですね。

ひとに淹れてもらうとおいしいけれど、自分で淹れると心が落ち着く♡

獅子文六(っていまのひとは読むのかな。私の高校時代でさえ、よんでいるのはたぶん、
教員まで入れて全校で私だけだったと思うんだけど)の『可否道』にはコーヒー狂のひとたちが出てきて、
茶道みたいに珈琲のあるべき淹れ方を説くのがおかしかった。

高校時代は茶道もやっていなかったし、コーヒーはネスカフェ黒ラベルだったので、全然意味がわからなかったと思うけど、
セレモニー的にお茶を淹れるのは楽しそうだなとは思った。倉橋由美子の『夢の浮橋』にも茶道をするところは出てくるし、いつか茶道をならってみよっかなーとミーハーに思ったものです。
ミーハーは一生ミーハーなので、たぶん、あと10年してもミーハーだ(笑)。

さて、数々の曲折を経て、いまはお茶は習っていないし(煎茶道には興味があるが。あれはお菓子がわんさかでてくるらしーです。昔の同僚が教えてくれました)、茶室もなにもないのですが、

かわりにコーヒーを淹れるときがお茶を点てる時のような感じがあって楽しい。

焙煎豆をガーッとブレンダ―で挽いちゃう。
薬缶でお湯をぐらぐら沸かして、陶製のドリッパーとカップもそのお湯で温めて、
銅のケトルにお湯を入れて、

ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、挽いたコーヒーを入れて、
ケトルからゆっくり細いお湯を垂らして、すこし蒸してから細いお湯をずっと一点に落とし続ける。

まわりの粉を落とすようにぐるぐるするのはよくないらしい。
映画の中でコーヒーを淹れるシーンはいつもそこをチェックしていて、映画としてはうーんと
思う映画のなかの主人公がうんちくを垂れながらぐるぐるまわしつつ、フィルターの側面の粉を落とすように
淹れているのを見たときは、やっぱりな!と思った。



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つぎつぎと発掘されたマグカップが1ダースはあったので、日替わりでカップを選べて楽しい。

これはアンディ・ウォーホルのキャンベルスープのマグ。

キャンベルスープの缶詰ではクラムチャウダーがすきです。これはトマトだけどね。

ではでは♪