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「お母さん、あっちにおもしろいものがあるよ、行った方がいいよ」
と、目ざとい息子がさきにみつけて、ガレリア1Fの虎屋さんでやっていた、

「笑う和菓子」展へ。

ガレリアの虎屋さんだけの催しで、まえには富士山をテーマにした展覧会がありました。
ほっとするような、まんまるいおまんじゅうのような展覧会です。

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立川談笑さんの「まんじゅうこわい」に見入る息子。

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全国の「笑う和菓子」をポイントにしたお菓子の展示に、

「よそのお店のお菓子なのにねえ」の声が。確かに(笑)。
ディスプレイ全体にゆとりがあり、落語についての本や、ユニークな本の展示もありました。

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そして、息子がお茶を点ててくれるというので、茶筅と抹茶を購入。
いままでになんども最後まで遣い切れず湿気させてしまったのですが、
息子は大丈夫?という思いがよぎったが、やるというならやらせようと思って。

卒業進級を祝う会で点ててくれたお薄はふわっとしておいしかった。

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というわけで、朝ごはんのあとにお茶タイム。
ほんとうはきのうのうちにたべるつもりだったのですが、

うちについたら宿題だごはんだお風呂だでバタバタして…わかっていたはずなんだけど。

お茶は香典返しでいただいた煎茶があったので、そちらで。
抹茶はまたべつの機会に点ててもらおうかと。

抹茶茶碗ないよ、と言ったら、ふつうのごはん茶碗でいいよ、もともと、お茶をのむための
お椀をごはんにつかっているんだから、とスラスラと言われてしまう。急に賢そうだぞ!



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虎屋饅頭はほんとうにきれいな円形で控えめな気泡は酒麹による穏やかな発酵のものだそうです。
ベーキングパウダーをつかえば時間がたってもふかふかな食感のおまんじゅうができますが、

ゆっくり時間をかけて発酵させた生地の旨みとまろやかな甘味は格別です。
お店の方が蒸すか電子レンジで20秒か短い時間かけていただいて、その際にはぬらしたキッチンペーパーをかけて
やってくださいね、と丁寧にまんじゅうのたべかたを教えてくれました。蒸せばもっとよかったのかもしれないけれど、
さらしを濡らしてかけて、様子をみながらチンしました。

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あんはしっかり甘く、まんじゅうの皮はふわふわではなく、しっとりとつまった感じでした。

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幸笑み  なにしろ「笑う和菓子」の会場ですから、おめでたいおおどかな笑いを表現したお菓子が
目に入ります。

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三千歳 紅梅を象った練り切りですが、花びらの形がうつくしいです。

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学校で教わった茶道を思い出すのか、正座になって片手をももにピタッとつけて、
構える息子。

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…幸笑みは皮がしっとりもちっとしていて、懐紙にひっつきそうだったので、
もしかしたら手にもってパクッとたべたほうがよいお菓子かも。

ちょっとアンパンマンの顔をリアルにたべるところを想像してしまいましたが、
それも笑う和菓子のうちでしょう。

朝にお茶をのむと、ゆったりした気持ちになることに気づきました。

ゆったりしすぎて、きょうはまだなにもやっていない気が(笑)。