スノー丸、ワイドハイター中。
スノーと打ったらスノー丸が予想変換で出てきた。
映画版「ちはやふる」、封切りが近づいてきましたね。
スノー丸をご存じない方もおいででしょうが、
これは高校生にして無敵の強さを誇るカルタクイーン(主人公綾瀬千早のライバルというより目標ですね、まだ)若宮詩暢の最愛キャラクターでして、
スノー丸のグッズのためならアイス食べまくりでドスコイ体型になることも厭わない。ドスコイでも連覇しちゃうんだから恐ろしい。
クイーン若宮詩暢は最初生きる伝説みたいな神秘的な存在でしたが、だんだん人間的なところを見せるようになり、親しみが湧く一方で、もうちょっとツーンとしていて欲しかった気もしたりする。映画のしのぶちゃんが楽しみです。
『ちはやふる』にはクセのある性格の登場人物が多いのですが、みんな強くなりたい、名人やクイーンになりたいと思ってぶつかり合っているので、そのアクの強さも魅力です。
年齢のせいか、先生世代、カルタに限らず千早の周りにいる先生方にも惹かれています。
国語の先生は時々人生の警句のようなことを口にして、千早を遠くから見守っています。
数学と理科が専門で、テニス部顧問でもある女帝。カルタのことは全然わからないけれど、生徒たちを熱く守り、信じています。
成績の芳しくない千早の将来の夢が高校のカルタ部顧問と知って、他校の先生に千早の夢は望みはあるかと問いかけ、涙してしまいます。熱く強くカッコいい先生です。
そして千早たちが1年のときき50歳だった気がするので、私と同い年くらいです。手描きで顔文字のメモを残すような茶目っ気もあります。
いちばん長く千早を見てきたカルタ会の先生。
千早の才能に気づき、その才能が伸びるようにあえてスピードを抑えさせます。
冷静な分析力はありつつ、人情に厚く、カルタへの情熱はいまでも燃えさかっている、素晴らしい先生です。本業はドクターであるようです。
どの先生も教え子をほんとうに大切に育て見守っていて、そういう主流ではないところも丁寧に描かれているのが私にとっては「ちはやふる」の魅力です。