ベイマックス、想像していたのとは違うけれど、楽しかった!
映画をこれからご覧になる方にはエンドロールが終わるまで座っていた方がいいよ~とお伝えします。
エンドロールと同時にぞろぞろと立って出て行くファミリーグループがいたんですが(人の前を横切るのはマナー違反だと思う)
あのちょっとしたオチを見られなくて、残念だったねーと思う。
本篇の前の無声アニメがけっこうよかった。くいしんぼうなワンコと飼い主と彼女の物語なんですが、
声はワンコの鳴き声だけなんです。
そして本篇は息子の大好物のアメコミ・ヒーロー物だった(笑)
傷心の少年と雪だるまのようなベイマックスのハートウォーミングストーリーじゃなかったよ。
息子はベイマックスに鉄砲とかつけなかったの?あれじゃただのデブじゃん、
と言っているけど、
いやいや、
ケアロボット
ですから。
ベイマックスがバッテリー切れになると、酔っ払いみたいで笑えた。
あと、日本色がつよかったなあ。主人公がベイマックスに改良を加えるラボのシャッター(だったかドア)にペインティングされているのが浮世絵だったり、
エンドロールではビルの谷間にづぼらやの河豚が浮いていたり、列車が風神雷神のラッピング列車だったり、
かに道楽の看板も出てきたし、主人公が最初にボット・ファイトをやるところなんて、
土鍋に賭け金をはったり、日傘に巻髪に簪のお姉さんが場の仕切りをやっていたり、
ファンタスティックジャパンな感じ。
全編楽しめましたわ。
チラシとか予告をいい意味で裏切る冬休みにぴったりの映画だった。
よいです!