弟からメールがきました。
お父さんは元気で毎日三食たべ、テレビや新聞をよく見ています、
きのうは家族でお出かけしました。
車椅子があるショッピングモールなので、
助かりました~
というような内容で、父が元気そうで楽しそうでよかった。
こちらは雪がどっと降ったりするし、ヘルパーさんやデイケアも頼んでいたし、
お弁当の配達もやってもらっていたんだけど、
最後の方はレンジの使い方も忘れていたみたいで、
長く続かないな~とも思っていました。
自分のやっていたことは全部無駄だったというか、
最初から弟たちと住んでいたら認知症にもならなかったんじゃないか~とか、
いろいろ考えて昨日はめずらしく眠れなかったのですが、
(いやそれは嘘でパンを焼きながらそんなことを考えていて
夜更かしになっただけです)
きょうになったらお天気はいいし、寝て起きるとすべてが
素晴らしく映る目なので、
誰にとってもいい解決策だったんだな~と。
私が通っていたのもまるっきり無駄ではなくて、
父を可愛いキャラクター、という目線で見ることが
できるようになっただけでもいいじゃ~と。
ストレスでだと思うけれど、左半身の神経に沿った痛みが
まだ抜けきってませんが、
(梨状筋症候群が治らずそこへ首から肩にかけても
凝りのような痛みがでてしまい、ほんとうに悩んでいました。
でも今朝になったらひとまず肩の痛みが消えていたので、
やっぱりストレスなんだと思ったです。
父の笑顔をみてホッとしたんじゃないかなー)
この痛みも、つねにあった重荷も、
誰かの痛みを知るために必要なことだったと思う。
ふだん健康でどこも痛いところがない人間なので、
これで誰かが痛い思いをしていたときに、
あーねー、と心底から言えるしね。
父があちらに行ってからもう1週間ともいえるし、まだ1週間しか経っていないのに、
ずいぶん自分の心は変わったなーとも思う。
いろいろ経験できてよかった。