春が来て桜が咲いた


授業範囲を早く終わらせて僕らは外へ出た


野外授業だ

花見だ


お菓子を食べて

アイスを食べて

写真を撮って


あぁ楽しい



日曜日に友達と4人で南山タワーに行った

ソウルにあるそれは山の上に立ち、展望台からはソウルの街が見渡せる

一年前、旅行で来た以来だ。あのときの感動は忘れられない


朝、先輩に誘われて夕方に明洞で待ち合わせた

待ち合わせの時間は4時半。でも時間までやることが見つからないし

なんとなく外に出たかったので僕は早く寄宿舎を出た

明洞に着いたのは3時。早く着きすぎた

僕は寝た。駅のホームの椅子に座って。一時間ぐっすり。

あぁ韓国の生活にもなれた。そんな感じがする


4時になり友達が一人来た。

その友達と駅の外に出てクリスピードーナツに入った

うまい。久しぶりのドーナツだ

しかし、あとの二人が来ない。

なんで2人とも来ないのか

デートだ。デートして遅れてきた

二人は結局5時半に来た。

僕はびっくりした。

2人とも髪形が変わっている。

あぁそういうことか。反省のしるしだな

いや、違う。

2人で美容院に行ってきたのだ。


omuto tomatoという店で早めの夜ご飯。

うまい。


そして、南山タワーへ。

ケーブルカーがある。これで山の上まで上れる

しかし僕らは乗らなかった

というか金がなかった

ケーブルカー・楽・4500ウォン::::階段・30分・placeless

ちょうど桜が咲く季節。歩くのも桜が見れてちょうどいい

僕らは桜を見ながら歩いた。案内板は見ずに

1時間半かかった。

こういうのが思い出になるんだろう。


南山タワーに上るころには日が落ちていた。

相変らずきれいな夜景だ。

一年前と違うことは旅行者ではないってこと。

この街に、この国に今住んでいる。


カップルと独り身と独り身

まずかった。

ムードが出すぎた

遅くなりすぎた

降りて外に出た

まだ夜は寒い

僕は友達と二人で人々を見つめた

その中にいる友達カップルを

距離が遠い

一緒に降りてきたのに

僕たちの足が長いんだ。仕方が無い

待った。

待っても待っても・追いついてこない

あぁ止まってる。2人の間の時間だけが止まっている

寒いのにあったかそうだ。

南山タワーを見上げ話をする

同じ場所、同じ光景を見ているのに

話の内容はまったく違うだろう

僕らはその雰囲気を壊したくなくて

メールを送った

『いつ帰りますか?』

丁寧に。

気づかない。

諦めた。

階段をおり始める

微妙な距離を保ちながら

後ろを振り向いた

手をつないでいる。

僕らは心の中でこうつぶやく


『ごめんなさい。じゃまだったよね』




木曜日から昨日の土曜日まで踏査旅行という旅行に行ってきました。


日本での専攻は『建築』ですが、こっちでの専攻は『韓国史学』

授業も1つも取ってないので、知り合いもほとんどいないですが、2泊3日の踏査旅行に行ってきました

一日かけて朝から夜までバスで移動しながら韓国の史跡や歴史的建造物を見て回るというものです



主に行った場所は。
ソウルは韓国の北西のはじっこに位置するのに
今回の目的地はチリ山という韓国で2番目に高い山(約1960m.)。

その位置は全羅南道(チョンラナムド)という一番南西にある道(日本で言う~県)と慶尚南道(キョンサンナムド)という釜山(プサン)のある
南西に位置する道の中間ぐらいにあるところ。

(先輩のブログから引用ww)




もちろん韓国のそういった歴史的建造物が街中にひょいっとあるわけでもないので

バスを降りてから、10分20分歩くこともざらでしたあせる

バスで目的地まで行って、降りて、歩いて、史跡の説明を聞いて、歩いて戻って

その繰り返しです。疲れました・・・・




夜は夜で明け方近くまで飲み会!もちろんお酒は韓国焼酎飲みと言ってもいいかも

非常にきついです。僕はなんとかコントロールしながら乗り越えることができましたが

次の日が大体朝6時半おきとかなんで、すごくつらそうな人とかもたくさんいました





でもおかげで親切な先輩達とも仲良くなり、いろいろな話をすることができました

がしかし・・韓国の歴史や、日本の歴史について質問されたり、話してみろといわれたときは

正直どうにもなりませんでした(T_T)

先輩のブログにも書いてあったんですが

日本史の知識自体もあまりなく 、韓国史なんてもっと知識はなく
こんなんで最終的に日本と韓国の歴史問題とかについて
討論できるようになるのか…??



そんな疑問を僕も持ってしまいました汗がんばらないと





最初は国史を勉強している先輩がたはあまり日本に対していいイメージを持ってないんじゃないかと思っていました。でもお互いの歴史を勉強している先輩方は日本に対して悪いイメージを持っているわけではなく

『お互いがお互いを知らなさ過ぎる、お互いがもっと知り合えば喧嘩する事なんてない』

いい先輩方に出会えました。



日本が好きな先輩、

日本人はすごいといってくれた先輩、

日本人も韓国人ももっとお互いの歴史を知らなければいけないと話してくれた先輩

お互いの歴史を知ったうえで、知っているからこそ、その言葉は重く貴重でした。



とても大変で、疲れた旅行だったけど、学ぶものは大きくて、思いでも大きくて、今になって感じます

昨日はいつもと違う意味で韓国に留学することができてよかったと思いました