Without You -3ページ目

序章 出会い


1年前、僕は高校1年生
彼女なんてものには縁がなく
これと言って女子とも話さなかった
・・・あの人と出会うまでは。

7月、僕はいつもどうり学校へ行き
授業を受け部活をして家に帰ってPCを付けた
動画を見ていたら久々に会議のお誘いが来た


そこにはいつものメンバーとは違った人が3人いた
1人目は女、名前は、神楽坂香織
2人目も女、名前は、林のどか
3人目は唯一の男、高畑利樹

香織はかなり元気で明るい人だった
その日はかなり俺に話しかけてきた
のどかは比較的静かであまりしゃべらなかった記憶がある
利樹は僕と趣味や好きなアーティストが一緒ですぐに意気投合した

でも、この日は何故かのどかの事がどうしても気になった
会議を抜けた後もどうしてものどかの事が頭から離れなかった

・・・事の時はまだこの気持ちに気付かなかった
自分の素直な気持ちに・・・。

願い

さっき渚に今の俺の状況・思いを話しました。


正直、嫌われるだろうなって思ってた。


でも、渚は真剣に聞いてくれて


俺は一人じゃないって教えてもらった。


渚に言われた一言一言がとてもうれしかった。


そこで俺は決めた・・・。


「もう一度、人を信じてみよう」


そう決めました。


前みたいに信じられるまでには


時間がかかるかもしれないけど


どれだけかかっても


心の底から人を信じれるようにしたい。


それまでは、いっぱい迷惑がかかるかもしれないけど


離れないでほしい


絶対に・・・。


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もう1度仲の良かったあの日に戻れるのなら


戻りたい・・・。


俺はどうにでもなってもいい・・・。


だから、神様・・・。


楽しかったあの日々をもう1度・・・。

・・・。

もう、孤独はいや・・・。


約束守ってくれない人はもっといや・・・。


俺は今誰を信じればいいの・・・??


お願いだから・・・。


もう、一人にしないで・・・。