次の日の夜中、ってか、もう明け方だよね、4時ぐらいにその電話はかかってきた。

しんちゃんからの初めての電話。



・・・・・。



また酔っ払いだ。。。



「オレと飯に行く話はもうなくなっとる??」



えーーーーっと・・・。そんな話しましたっけ???(笑) 話が噛み合わない!!


「今日店行ったら、お前おらんが!!何やっとるん??」


なんでもいいでしょーよ!!!あたしはバイトでスナックにいるだけで、本業でもなければ毎日なんていないのよ!!!って心の中で思いつつ、その時幼馴染の家にいたあたしは、「とりあえず、今友達の家にいるから、ご飯はまた今度ね!!」と、テキトーなことを言って電話を切った。





数日後、ちょうどまたあたしがバイト入ってるときに、しんちゃん達は来た。

酔っ払ってないときは普通なんだよね、それなりに。。。

でもそれが、スイッチ入っちゃうと・・・あそこまで酔っ払いになってしまうのだ。

この日も後半はもうグデグデ。。。


帰るとき、お店の外まで見送ったら、ぐわぁーーって抱きついてきて、

「やっぱオレが1番イイやろ☆店終わってフリーになったら電話しろよ!!」って。。。



・・・・・。


彼氏気取りかっ!!!!!!!!!




ちょっと笑えたけどね。

まぁ、そんな酔っ払いに電話なんてすることもなく、バイト終わったあたしは、そそくさとお家に帰ったのでした。

タップダンス、舞台だけで生活したくても、出来てない今。

あたしは、地元のスナックでバイトしてる。


キャラで勝負のあたしは、一応水商売に入るスナックでも、色気なんてものは全く出せず、かなり素のままの状態。唯一頑張ってるのは、スカートを履くことぐらいかな!(笑)


今年の春、4月の前半だったかな。。。

そのスナックに、初めてしんちゃんが来た。

仕事仲間と一緒に2人で来たんだけど、初めて会ったときの印象はめちゃめちゃ悪く、『なんだ!?この人!』って感じ。

接客することが仕事なのにもかかわらず、あたしはポッカーーンと、かなり引いた目で彼を見てた。

だって、お店は入るなり「ここは指名あんのか!?女の子はいっぱいいるのか!?」って質問から始まり、席着いたと思ったら、隣にいる女の子をどんどん口説く。

自分どんだけやねん!!!




巡り巡って、しんちゃんの隣に座ることになった。

聞けば、名古屋から仕事でこっちに来てるらしい。それもこの4月から。

来たばっかか!

はじめて名古屋から出たって。生まれも育ちも名古屋。38歳にして、初めての東京生活。

まぁ、いろいろ楽しんだらイイさ!!



なんだかんだ話した後、番号聞かれた。

まぁ、女の子大好きな彼だから、隣に座った子はみんな聞いてるんだろーけど。


でも、、、今思うとなんでかな・・・。最初あれだけ引いてたあたしが、なぜか番号を渡したんだ。

かなりの酔っ払いだし、別にかかってこないと思ったのか。。。連絡来ることなんて期待もしてなかったしね。





それが、、、



来たんだな。

しんちゃん。


それは、あたしが今まで生きてきた中に全くいなかった人。

こんな人は出会ったことがない。ってか、見たことさえなかった。


お酒がハンパなく大好き。好きだけならいいけど、飲みすぎてしょっちゅー記憶をなくす。それでまた女の子が大好きだからタチが悪い。酔っ払ってたら誰とでもチュー出来ちゃうし、ホントにどーしよーもない。。。

それに、あたしの一回り上の年ともなれば、いろいろな過去もあるでしょ。 結婚して、お子ちゃま2人持って、でも離婚しちゃって。。。



そんな彼を、自分が愛するなんて、出会ったときは0.1パーセントもおもってなかったよ。