前回の記事では、インドの女性聖者のアマチについてご紹介させていただきましたので、今回は本物の師を持つことの大切さについてお話してみたいと思います
霊性(スピリチュアリティ)の探求や目に見えない世界の探求をする際、本物の師を持つことがとても重要になってきます。
霊性の探求は扱う分野が目に見えない世界であったり、心という捉え処ないものであったりするので、目に見えない世界を感知出来る人(いわゆる霊能者と言われる方々です)や権威的な人に出会うと、人は容易に盲目的に追従してしまいます(特に目に見えない世界の場合、自分にその世界を感知する能力が無い場合は、確認しようがないので・・・しかし、すべての人は自分の心の内に自分を正しく導くセンサーがあるので、心を鎮めて自分のハートに尋ねてみると、共感もしくは違和感などの感覚を通して自分に必要な教えかどうかは判るようになっています)。
たまたま出逢った師が本物であれば問題ないのですが(たまたまということはないので、そういった師に出会えること自体が過去のよいカルマ(行為)の結果です)、間違った師に出会った場合は、一生を棒に振ってしまうということも起こりえます。
では、本物の師を見極めるにはどうすればよいのでしょうか?
まず、その人が心理的な問題(力、権力、無価値観、お金、色欲、依存などなど)から解放されているかどうか?
自分はすごい、自分は重要だ、自分は人より優れている、自分は特別だ、などの特別意識を持っていないか?
善と悪に象徴される二元性を超越しているか?
(自分の外の世界に写っている何かを悪に仕立てて、自分は善の側に立って物事を見ていないか、もしくは悪を糾弾していないか)
自分に追従を望んでいるか?
(本物の師は、相手に自分への追従や依存よりも自立を求めます)
などの基準で見てみると、その人が本物かどうかは、何となく感じられるようになってきます。
また、霊性の探求をする際に、最初に悟りを開かれた本物の師の教えに徹底的に触れるということを行うと、その教えが自分のスピリチュアルな知識の土台となるので、その後に出会うであろう様々な教えと自分の土台となっている教えを見比べることで、出会った教えや人が自分にとって必要なものかどうかも判ってくるようになります。
以下に、自分が感じた本物と思う師をご紹介しますので、よろしければご参考ください。
(これはあくまでも自分の主観に基づいたものなので、絶対的なものではありません)
・シュリ・サティア・サイ・ババ(サイババ)
・シュリー・マーター・アムリターナンダマイ・デーヴィー(アマチ)
・パラマハンサ・ヨガナンダ
・スワミ スリユクテスワ(パラマハンサ・ヨガナンダの師)
・ラーマクリシュナ
・ラマナ・マハルシ
・五井昌久
・イエス・キリスト
また、「ヒマラヤ聖者の生活探求」というスピリチュアリティに関する古典的名著があるのですが、
この本の中には、公に世に姿を表すことのない素晴らしい聖者方の講話が沢山載っており、
その一つ一つの講話が素晴らしい輝きを放っているので、とてもお薦めです。
上記の聖者覚者方の書籍はまだ現在でも購入可能なので、
気になった聖者方の本をぜひ手に取ってみてくださいね
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