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植田正治写真美術館

 前回の日記の続きで、GW中に山陰に出かけた時のお話です。カフェロッソでエスプレッソを飲んだあとは、植田正治写真美術館に行ってまいりました。

$続・starkブログ-植田正治写真美術館

 米子市から程近い場所に位置する植田正治写真美術館。視界を遮ることなく、大山を眺めることができる最高のロケーション。館内から大山を眺めると、建築によって切り取られた美しい大山を見ることが出来ます。大山を中心とした周囲の自然を生かした、コンクリートとガラスでできた建築という、表面的な意味では安藤忠雄氏の建築を思わせます。

$続・starkブログ-大山

 一番上の写真を見ると建築に円形の跡があると思いますが、ここには世界一大きなカメラレンズが設置されていて、反転した大山の像を壁面に映すことが出来るようになっています。この空間はこの美術館の導入的な役割を担っていて、カメラの簡単な原理をここで知ることが出来るようになっています。2階に上がってすぐの、この空間でカメラの原理を知ってから、2階と3階の展示室で作品を鑑賞して屋上庭園へ、という流れに自然に乗れるような構成が非常に良いなと、個人的には感じました。

$続・starkブログ-パパとママとコドモだち

 starkが訪問したときには「まなざしの交差」と題された企画展が開催中でした。カメラが有ることを意識させない、もしくはカメラが有ることを気づかせずに撮影することを「自然に撮影する」という風に考えることができます。しかしながら、植田正治氏は「カメラを向けた人にカメラを意識するな、ということは寧ろ不自然だ」と語っていたそうです。今回の展示会では彼のその言葉通り、被写体と正面から向きあうコミニュケーションから生まれた作品を鑑賞することで、植田氏の写真に対する真っ直ぐな姿勢に触れることが出来る展示会でした。
 中でも印象的だった作品が上の画像の「パパとママとコドモたち」。父に肩車された男の子が裸足であることから地面に置かれた靴はその子のものだと連想されますが、その子にはなんとも不釣合いなブーツ。傘の上に置かれたハットは父のものだと連想されますが、肩車のためにわざわざ帽子を取るということに、不自然さを感じます。しかしこのあたりが、ウエダ調と呼ばれるものなのだと思います。構図を決めて、まるで映画のワンシーンのような、バランスのとれた作品。肩車された男の子の両手だけがボケていて、躍動感を感じさせます。
 他にも少年の弾ける笑顔が大変印象的な「童暦」というシリーズや、鳥取砂丘をバックにファッションデザイナー菊池武夫氏のカタログ撮影に取り組んだ「砂丘モード」というシリーズなど、植田氏の鳥取に対する思いを感じることが出来ました。

 個人的にこの美術館で特筆すべき点は「植田正治というひとりのアーティストの企画展を定期時に行っていること」ではないかと思います。他界した写真家という限られた作品しかないアーティストの企画展を定期的に行うことは、非常に難しいことであるはずです。植田正治氏の作品を常設展示して、それプラス他のアーティストの企画展を行うことで、普通の美術館に甘んじない姿勢に感動いたしました。写真美術館にしては割と親しみやすい美術館ですので、カメラやアート好きでない方も足を運んでみて損はない、素晴らしい美術館です。

 このあとは津山でホルモンうどん(うどんが売り切れだったので、ホルモンそばでしたが 笑)を食べて夜遅くに帰ってきたstark一行でした☆

おわり

出雲大社とカフェロッソ

 今日は香川の美術館に行くというのに、もうこんな時間ではないか(笑)と言いつつものんきにブログを更新。いつも通り、結構前の話ですが、GW中に山陰に遊びに行ったので、今日はその時のお話です。

$続・starkブログ-出雲大社1

 まず訪問したのは山陰の随一の神社、出雲大社。「今日、正月だっけ?」と思わせる観光客の多さに吃驚させられました。私たちは帰りに通りましたが、広い参道とその両脇を固める松の巨木が、参拝する人々を迎えてくれます。

$続・starkブログ-出雲大社2

 上の写真が「御仮殿」。本殿が修復中ということで、御本尊様はこの中に移されているそうです。出雲大社というと、何と言ってもこの極太の注連縄。古くから出雲の人々は「大きなものを好む」風習があったそうで、鎌倉時代の本殿は高さ50mくらいあったらしいです(笑)本殿は修復中ということで、拝見することが出来ませんでしたが、威風堂々とした佇まいからは、出雲に根付いた文化を感じることが出来るはずです。
 …と、色々言っておりますが、本来の参拝目的は彼女との縁結びのため(お惚気話で恐縮です 爆)出雲大社は恋愛にかかわらず、色んな縁を結んでくれるそうです。

 この後は出雲そばを食して、安来市へ。目的は他でもなく、コーヒーの名店カフェロッソに行くためです。

$続・starkブログ-ロッソ

 それぞれがカフェを営む日本が誇る島根のコーヒーの名門、門脇家。シアトルにて行われたワールドバリスタチャンピオンシップで準優勝に輝いた、長男の門脇洋之氏がバリスタ&ロースターを務める名店中の名店です。一杯のコーヒーを飲むためだけに、週末は日本全国から大勢の人が足を運びます(週末はカプチーノだけで1日50杯オーダーが入るそうです)

 写真はstarkがオーダーしたエスプレッソ・ドッピオ。初めてオーダーした人は、この量の少なさに衝撃を受けると思います。しかしながら、砂糖を入れてスプーンで混ぜるともっと衝撃を受けます。驚くほどに粘性があり、見るからに危険なくらい濃厚な抽出が行われているとしか思えません。まるでダークチョコレート溶かして、そのまま飲んでいるかのような衝撃的な味わいです。
 せっかくなので、ドッピオで2杯オーダー。コーヒー好きの方は是非一度ご来店を。


つづく

報告(Apr. 2011)と予定(May. 2011)

 GWいかかがお過ごしでしょうか?震災の影響で自粛ムードになると思いきや、ETC定額1000円の最後の大型連休ということで、各地の観光地は賑わいを見せていたのではないでしょうか。私の勤務先のファミレスは超ヒマでしたけどね(笑)

 はい、それでは遅れに遅れておりますが、毎月恒例となっている独立の準備の進捗状況についてです。以下に先月の活動内容と、今月の活動予定を示します。

Apr. 2011活動予定
 ①コーヒー豆の選定と抽出法の決定
 ②フード類のレシピ作りのための準備
 ③ソフトドリンク、アルコール類作業マニュアルの完成
 ④具体的な開業予算表の作成

Apr. 2011活動内容
 ①コーヒー豆の選定と抽出法の決定
 ②メニューブック改良
 ③ソフトドリンク、アルコール類作業マニュアルの完成(途中)
 ④同業者店舗訪問
 ⑤某社アプリケーション調査
 ⑥ファミレスのバイトによるホール業務の習得

May. 2011活動内容
 ①ソフトドリンク、アルコール類作業マニュアルの完成
 ②食材仕入先の調査
 ③オリーブオイルの選定
 ④付きだしの選定
 ⑤コーヒー豆保存法の検討(6月末まで)
 ⑥フードレシピ作りのための準備

 バイトを始めてから、何故かかなり順調です。時間が削られても成果が減るどころか、逆に増えているかもしれません。この調子で5月も頑張ります。

裏メニュー

 数日前の夕方からバイトの日。国道2号線に出て、バイト先に向かっているとヒッチハイクを試みている2人組の若者を発見。ダンボールに希望する行き先が黒マジックで書かれてあり、ひとりは「広島方面へ」と書いていたのですが、もうひとりが「LA周辺!!」と書いてあって、思わず爆笑したstarkです。岡山の片田舎でロサンゼルス行きの車を探すなんて、中々発想がビッグで良いじゃないですか(笑)最近の若者にしては元気があって大変よろしい。素晴らしい行動力です(笑)

 はい、今日はスターバックスの裏メニューのご紹介です。

$続・starkブログ-スタバ プレス


 シアトル系のカフェチェーンというと、甘~いエスプレッソのアレンジメニューが殆どですが、一応「本日のコーヒー」というネーミングでブラックのコーヒーも提供しています。しかしながら、既に淹れてあるコーヒーを保温しておいて、オーダーが入ると容器に入れて提供するだけということで、「お前ら本当にコーヒー屋かぁ!?」と思っている方々も少なくないはずです。そんな方々に朗報。ちゃ~んとオーダーが入ってから豆を挽いてコーヒーを淹れてくれる、裏メニューがあるのです。
 オーダーの方法はこうです。

「コーヒー、プレスでお願いします。」

 これだけでOK。オーダーをすると多くのスタバのスタッフはテンパって、「何を言っとんじゃこいつ?」という雰囲気をだしてきます(笑)でも大丈夫です。「なに?お前できないの?」みたいな態度をとっておけば、店長的な人が現れて豆の一覧を見せられて、その中から好みの豆を選べば完了です。
 先日、岡山市の店舗で実際にオーダーしてみましたが、割とちゃんとしたフレンチプレス(金属のフィルターで濾過する抽出法)のコーヒーが出てきました。ケニア豆をオーダーしてみましたが、豊かな香りや味わいは消え失せているものの、これは豆の鮮度が悪いのであって、ちゃんと淹れられている味がしました。それにしても凄い量です。グランデ用のマグ一杯とは、やや多すぎなのでは(笑)
 ただし店長の力量によってクオリティが大きく左右されるので要注意。弟が他の店舗でオーダーしたときは、まともに濾過もされていないコーヒーを供され「上澄みだけ飲め!」などと無茶苦茶なことを言われたそうです。
 テンパるスタッフを見てみたいドSな方は、是非一度お試しを(笑)

V・E・フランクル - それでも人生にイエスと言う

$続・starkブログ-ボン・ブー

 ファミレスのバイトに加えて、大学時代にお世話になっていた派遣会社でもバイトをしていたのですが、毎度毎度遠方に行ったりするのが面倒になってきたため、この仕事をストップして、近くのコンビニのバイトの募集に応募しました。無事その場であっさり採用され、来月の半ばくらいから週2日程度、深夜に働くことになりました。
 というわけで、昨日はプチお祝い。ずーっと取っておいたデュポン社の最高級ビール(ベルギー)、「ボン・ブー」を開栓いたしました。

 開栓した途端に立ち昇る、フルーティーでありながらもスパイシーな香り。甘み、苦味、酸味、渋味…本当に色んなものが感じられる複雑な味わいですが、非常にバランスが取れていて飲みやすいです。とてもじゃないですが、アルコール度数9.5%とは思えません(笑)泡も中々コシがあって、泡持ちが良くクリーミー。「デュベル」が好きな人は間違いなくハマりそうな味わいです。
 750mlもあるボトルを独りで完飲。いやー贅沢なひとときで御座いました。また、そのうち発注しておこう。


 さて本日は、先日読了した書籍があまりに素晴らしかったので、ご紹介します。

それでも人生にイエスと言う
それでも人生にイエスと言う

 第二次大戦中に強制収容所に送られ、多くの家族をなくした精神科医、Viktor Emil Franklによる哲学書。収容所での地獄のような生活の中から見出した、究極の「人間の生きる意味」について書かれてある。
 「最後の最後まで大切だったのは、その人がどんな人間であるか『だけ』である」と本書で主張されているが、この考えに激しく共感した。人の目標を突き詰めていくと、究極的には「死ぬまでにどんな人間になれるか、どんな素晴らしい人間性を身に付けることが出来るか」ということになるのだと感じた。富や名声などは全く関係ないものである。またこの考え方は、多くの人々に希望を与えるものであるはずだ。貧困に苦しんでいようとも、牢獄で生涯を過ごさなくてはならない者であっても、誰でも取り組める目標である。
 また、「人の死」についても何点か言及されていたが、「いつかは死ぬからこそ、なにかをやろうと思う。死という終わりや限界があるからこそ、行動にうつす理由が生じている」と主張されている。つまり、「死」自体が生きる意味の一部になっているということである。また、「人生は燃え尽き、残されるのは、実現されたものが持っている効力だけである」とも主張されているが、これにも激しく共感した。ミュージシャンであれば音楽、建築家であれば建造物、というように世の中に残した物だけが、自分自身が生きた足跡になりえる、ということだと思う。
 悲惨な状況に身を置く人には希望を、困難に立ち向かう人には勇気を、なんとなく日常を過ごす人には危機感を与える、素晴らしい書籍である。

 私も著者の様に、「イエス」と言える人生にしたい。今まで読んだ書籍の中で最も素晴らしい内容である。書籍を読む習慣がない人も、騙されたと思って読みましょう。素晴らしい書籍は人生をも容易に変えます。