ゴンが旅立った3年前、ゴンよりも少し早い4月に74歳でみまかった母の在所のいとこのにーちゃんの葬式に行く夢を見ました。その夢の中で母が何度も出てきました。
知多半島の南端にある島に電車と船を乗り継いで向かいました。
死んだ人たちに会いに行くことになるためでしょうか、途中深い霧の中を歩くような、浮遊しているような不思議な感覚がありました。
式場は大きな劇場のような作りで、島中の人間が席についており、おしゃべりでざわめいていました。舞台の袖にいとこのにーちゃんが立っておりゴン兄も長い列に加わり、にーちゃんに挨拶をしました。来てくれたのかと喜ぶにーちゃん、葬儀に来たのに、その本人が生きているといったところが夢のおかしさですよね。するとその兄貴がお前のお母さんも来てくれているからそこに並んで一緒に座れと促すのです。最前列に母と伯母(にーちゃんの母親)が腰掛けており、その間の一席が自分用に空いておりました。周りはいとこたち見覚えのある顔ぶれでした。もうこの世にはいない人と、まだ存命の人たちが混じり合って座っておりました。母と伯母の間に座れるならと気持ちがとても和み少し楽しい気分で席につきました。その後、葬儀が始まったのだと思いますがその夢はそこまで。その夢の前に母が大きなプールの上にかけられた細い糸の上を渡っている夢を見ました。結局母は足を滑らせプールに落ちてしまったので、母を救うためゴン兄もプールに飛び込み、しかし母を見失ってしまい母を救えなかったことでさめざめと泣いている自分がおりました。小さな人形が2つ、プールの片隅に浮かんでいるのを見つけ、それを拾い上げたところでその夢も終わりました。
最後の夢には昔懐かしい職場が出てきまして、やはりそこを母と一緒に歩いているのでした。
元旦の明け方には夢を見た記憶がありませんでしたので、今朝見たこの夢を初夢にしたいと思います。母や伯母、その息子であるいとこたち、そのすべての人たちが自分のことをとても愛してくれた人たちで、きっと自分に対しての何かメッセージだったと思われます。
父がよく、死んだ人の夢ばかりを見る、と言うので、いやいや、そうじゃないでしょ、お父さんが長生きしちゃったから知っている人がもうみんな死んでしまったんだよ、と伝えています。
父はまもなく89歳になります。
数えで90、卒寿です。
父の親兄弟も、知人友人も、多くがこの世の人ではなくなりました。
以前夢に出てきたときに生きていた人たちも今はもうあの世に、母もその中のひとりです。
3月が来ると母が旅立ち10年が経ちます。連れ合いのいない世界を10年も生きてきた父、よくもまあ…頑張っているわと少しは褒めてやらねば、笑笑
ひとつ前のブログにいただいたコメントにまだお返事ができておらずすみません。
こんなぐうたらブログですが、今年もなにとぞよろしくお付き合いください。
