今から40年ほど前に家庭用のパン焼き器が初めて発売され一世を風靡しました。
もの珍しさもありゴン兄も購入、毎朝食パンを焼き両親や弟たちと朝食に食べていました。
焼きたての食パンは、表面はカリッと、中はモチふわでとてもおいしかったです。
何より目覚める頃、家中にパンの焼ける香ばしいかおりが漂って、それがたまりませんでした。
強力粉や砂糖、塩、水などの材料を釜に入れ、イースト菌を別の投入口に準備しておくと、あとは勝手に粉をこねて発酵、4時間で焼き上げてくれました。
購入当初は1日3回ぐらい食パンを焼き父や母が職場にも持っていっていました。
しかし1年もする頃には飽きてしまい、ずっと台所の片隅にしまったままでした。
昨年の年の瀬に片付けをしていて、そのパン焼き器が目に溜まり、他の不用品と一緒にリサイクルショップに持ち込んだところ、製造年月日があまりにも古いため、引き取ってもらえませんでした。
ゴン兄はもう壊れているとばかり思い込んでいたので廃棄しようかと、ところが父が試しに焼いてみたらと言うので強力粉やイースト菌を買ってきて支度をしスイッチを入れてみました。
13年間弟でいてくれたゴンの前の、16年と7ヶ月生きてくれたランのその前の、初代ワンコ、シェリーの時代に使ったきりずっと使っていなかったパン焼き器です。
まさか、と思いつつパンが焼き上がるのを待ちました。
4時間後ブザーが鳴ったので蓋を開けてみたところ、見事な山形食パンが焼き上がっておりました。


このパン焼き器はナショナル製。メーカーの技術者達が精魂込め当時の最高技術をこのパン焼き器に注ぎ込んだのでしょう。40年近く経っても全く問題なくパンを焼き上げてくれたことにとても感動しました。少々大袈裟ですがゴン兄、パンの神様のお仕事を目の当たりにしたような心持ちになりました。
🎶
型は古いがしけには強い
俺と兄貴のよ〜
夢のゆりかごさぁ〜
と鼻歌を歌いつつ、ジャムとマーガリンをてんこ盛りに乗っけて今朝もいただいたゴン兄です。


にーちゃん、そのパン、おいらも食べてみたかったぜ。


ゴンにーちゃん、

あたいがいただきますから。

パンが好きな菜々ちゃんがパンの神様を呼び寄せたのかも知れんね。



姫菜さんにいただいたお手製のリースを玄関に飾り、


アカプルコさんにいただいたお手製の干支の木目込みを居間に飾り、


食っちゃあ寝てのとてもしあわせなお正月でありました。

ありがとうございました。

ʕ•ᴥ•ʔ(๑・̑◡・̑๑)/