7月8日の夜に、大切な『みつを』が逝ってしまいました。
その日もどうしても仕事があり、娘が家に来てくれていました。
夕方、長男くんと交代して、「慌てて帰らなくても大丈夫だよ」と言われ、
わたしは久しぶりにお買い物をしてから家に帰りました。
『みつを』が寝たきりになって1週間ほど。7月に入って後ろ足が動かなくなって、前足だけで移動したり、どうしてもトイレに行きたいのだけど、うまくトイレまで行けなかったりとだんだんとできることが少なくなってきました。
病院が大嫌いで、動けないのにずーっと車の中で鳴いていました。水分補給の点滴ぐらいしかできないので
病院に行くのはやめました。これと言って病気が見つからなかったのです。
詳しい検査をしましょうか?とも言われましたが、また病院に連れて行って、独りぼっちで麻酔をされて・・と考えると
どうしてもすぐに「お願いします」とは言えなかったのです。
『みつを』は自分が動けるときはわたしたちから見えないところに隠れていました。
仕事に行くのも苦しかった。。。なんで仕事に行かないといけないんだろう。って
『みつを』をひとりぼっちで逝かせたくなかったんです。
体調を崩してからはなんとか家族で協力して、誰かがそばにいることができました。
私のいないときに逝くのはやめて・・・とお願いしました。
でもね、知り合いの方に教えていただきました。
「猫さんが逝く時って、その子によってまちまちです。
自分の逝きたいときに、逝くんだよ。
だれにも見られたくないときは、誰もいないときに。
誰かがそばにいてほしいときは、居るときに。
みんなそれぞれ その子たちが納得して、自分で選んで逝くんだろうな。」と
その話を聞いて、わたしは『みつを』の好きな時に逝けばいいよって
心から思えるようになって。とっても楽になりました。
わたしの居るときに・・というのはわたしの願いであって、『みつを』の願いとはちがうかもしれないから。
『みつを』の好きな時に逝けばいいよ
わたしが仕事から帰ってちゅーるとお水を飲み、
しばらくしたら口呼吸になってきて
わたしと長男くんのいるときに息を引き取りました。
14年間、ずっと一緒だったのでほんとに悲しいね。
でも、『みつを』を見送って、いろんなことに気づくことができました。
ありがとう。ほんとに我が家にきてくれてありがとう。
また、会おうね。
ブログにありました。
2011.7.21 みつをが我が家にきてくれた日


