最後です。




「車椅子ユーザーがふたりいて、他にも足腰の悪いおばあちゃんがいて、もしもの時にウチはどうしたらいいんだろう。」


という、たったひとりの小さな声から始まった今回の取り組みは

福祉団体や自治体を巻き込んでの大掛かりなものになり...



さらに、地元のマスメディアの取材を受けるまで発展しました✴



取材を受けている友達と息子くん



お手伝いの私達3人も、取材を受けました。



ここで、障害者の災害時の避難について、私が話してしまえば簡単なことですが...

私は敢えて黙り、障害とは無縁の暮らしをしている他の2人に話してもらいました。



実は、避難する時も、私は息子くんに関わらずに、おばあちゃまの安否確認に回り(これも大切なことではありますが)

目的に沿った重要な役割は、他の2人にお任せしました。



その方が、障害と無縁の暮らしをしている1人でも多くのご近所さんが

『必要な助けは個々に違うこと』を知るきっかけになると思ったし

そこから、もしもの時に自分たちに何ができるかを考える『はじめの一歩』にもなると思ったので...。


啓発の想いも込めて、敢えてそうしました。

(ちょっと上から目線な感じですが...私はマリオとの暮らしの中でおふたりよりも多少ですが知ってはいるので...)

おふたりともすごく考えながら行動し、取材にも積極的に答えてらっしゃいました。

その姿がとてもうれしかったです✨



マスメディアに取り上げられたモノにも、私は一切いません。

『yonaさんがいないー!』と、サークルのお母さん達やブログを読んでくれてる友達からもLINEが来ました。

大きく取り上げられたご近所さんは

『私ばっかりでごめんなさい』とLINEをくださったけど...



これでいいんです。こうしたかったんです😊



家族に障害者のいない人たちが前に出てるからこそ

『私たちにもできることがある』と、お知り合いの方々に思ってもらえる。

(とはいえ、社協でビデオ撮影することになっていたので、お化粧はして行ったけど😉)




今回の訓練の目的は『共助』

啓発したいことは『共存』



私にとって大切なことは、自分が取り上げられることではなく

何もない田舎町でも、共に助け合って生きていけるんだ、とみんなが思ってくれること、なのですから。





たったひとりの小さな声も大切にする。

という、市の社協や自治体の方々の真摯な対応があったので、地元マスメディアの取材を受けるほどの大きな取り組みになり...



きっとココから、他の組の方々からの要望に繋がり...

継続した取り組みになっていくことでしょう。



それがいつかマリオの暮らしにも繋がることになる。

今回のことで、私は希望の光を持つことができました。

(友達の大きな勇気に拍手を送りたい!)




この取り組みが、全ての要支援者に必要な支援が行き渡る取り組みになるように...

私も市の会議で伝えていきたいと思っていますし、それがマリオの人生の黒子である私のすべきことだと思っています。

(もちろん、私の人生においては私が主役です!)



最後に...

勇気ある友達と息子くん

そして、市の社協のみなさま

区長さん、ブロック長さん、区の防災担当のみなさま

組長さん、ご近所仲間

写真を撮ってくれたマリオ

そして、何回もに分けたブログ記事にお付き合いくださったみなさま

本当にありがとうございましたクローバー