日中、何か食べずにいられない・・・落ち着かない。

ここ二、三日そんな状態が続いている。

イライライラ


今日は午後二ヵ月検診と予防接種。


朝、弁当を作り終えてご飯を出す。「いただきます」

「体重計った?」

私が里帰り中、外食、出前寿司、デリバリーピザで体重が増えた旦那さん。

精神的にも肉体的にも鬱々とつらかったようだ。

通帳残高を聞いて言葉を失ったのは、ひと月前。


今年に入ってから毎朝体重を量ってグラフにしている。

「朝計るんだっけ?」

イラ



私も計ろうと、体重計に乗る

増えてる

イライライラ


ふと傍らを見れば

のぞきこんで体重計に腕を乗せようと笑ってる旦那さんの顔

イライライライライラ


「やめて」

イライライライライライライラ

「ごめん、でも乗せるの間に合わなかったよね」へらへら笑う


「もうやだ!」ゴミ袋をたたきつけた。




ふえーん、ふえーん、


ガンガンガン、足音立てて部屋の中を歩き回る。

「ゴミ出してくる」


ふえーんふぇーん、ふぇーん。


帰ってくると旦那さんが納豆ご飯を食べながら息子を抱っこしていた。

「ごめん、ごめんなさい!」

イラ


息子が泣いてる。

「おっぱいか」


顔を見ていたら罪悪感がこみ上げてきた。


「ごめん、今日、イライラおっぱいだ」


二人で笑ってしまった。

息子、って改めて言葉にすると、

私、子供いるんだなあ。と不思議な心持になる。


一昨年秋に、先輩と15年ぶりに再会し、一か月後、結婚することを決めた。

春には、引っ越しと入籍、そして妊娠の判明。おなかの赤ちゃんと一緒に結婚式をし、

11月、息子が生まれた。


私は長女で、実家は代々続く本家。


頭の片隅には家を継ぐ、という意識はあったものの

あえて、口に出さず

なにもいわずよろこんでくれた両親に甘えるまま


旦那さんの姓を名乗っている。


一つ下の妹が、今年結婚するかもという。


「でも、どっちの姓にするとか考えるの、めんどうくさくて、しないかも」と笑って言う


家のことは気にするなという両親の言葉と、そこに隠れた本音、

どっちでも大丈夫というお互いの思いやりと、できればこっちと思う願い

妹も、彼も、お互いの両親も優しくいい人ばかりだ。


無意識に、いや意識的にこの問題を避けて

わたしは、いち抜けたをした。


「何かできるわけ?」

何かできないかといった私に、切り込んできた。

「流れに任せて、なんとかなるよ。ま、その時に考えよ」明るい声に


ただ罪悪感を解消したい思いで言った自分勝手な言葉だと、見透かされた。


今腕の中にいるこの子も、

20年、30年後そんな悩みを持つのだろうか。










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妹から紹介された。

千日回峰行を二度満行された大阿闍梨さんの著書。


千日回峰行ってなんだろうと思ったまま読んだけど、五大陸最高峰登頂の冒険家植村直己さんが「回峰行者に比べれば恥ずかしい限りだ」と述べたくらい、厳しい行らしい。


どんなストイックな人かしら、と思ったら、若い時は「楽して儲けられることはないか」と考えたり、仕事放り出して遊びに行ったり。三十過ぎてもふらふらしてるような人だったよう。


縁。

誰に出会うか、どんな出来事に出会うか。それもすべて偶然でなく、いまにつながっているんだと、確信する。


うちの旦那さんはよく「あの時の親のせいで、自分はこうなったんだ!」という。

「うーん」ときくけど、

人生のどの場面の選択も、どこかで違ってたら

私たちは結婚しなかったし息子もいなかった。


給料が安いとか借金がある生活とかを

彼が私たちに、「申し訳なく感じてる」ことも知ってるけど、


私たちのしあわせは、


親のせい、といったその選択にあったのかもしれないよ。

といいたい。