かつて、学生の頃、
中国人留学生と
中国語と日本語の教え合い
つまり、
私は日本語を相手に教え、
相手は中国語を教えてくれる
というのをやりました。
中国語は話せるまでには
至りませんでしたが、
はっきり覚えていることがあります。
「日本語を教えるのが
いかにむずかしいか。」
ってことです。
第2外国語として
日本語を習得する人を
がち尊敬!です。
アメリカ人にとって日本語の習得は
アラビア語と同じ難易度ランク、
超ウルトラ級らしいですが、
それもそのはずです。
中国人からの質問に対して
ほとんどまともに説明できなかった
ことだけは覚えています。
何しろ、ぼやんとした
ルールです。例えばですね・・・
この前、
英語を話すときの型は3つでいい、
というお話をしました。
↓
その2番目の型が、
「~は、・・・だ。」
主語 is ○○
と、いうのは間違いないのですが、
考えてみると、日本語の
「~は、…だ。」
は、そうとう多様です。
問題は、日本語の
「~は」「~が」
の部分は、必ずしも主語じゃないし、
「…だ」の部分も、単純に
主語 is ○○
ではない、ということです。
次のように様々です。
①わたしは、ソバです。
⇒ 私は、ソバを食べます。
②今日は、忙しい。
⇒ (私は)、今日、忙しい。
③皿が多い。⇒ 皿が、たくさんある。
④アイスクリームは寒いよ。
⇒ アイスクリームを食べると、(私は)寒くなるよ。
⑤お母さんは台所だよ。
⇒ お母さんは、台所にいる。
⑥今日は、学校がない。
⇒ 今日、私は、学校が休みです。
⑦冬は鍋だね。
⇒ (私たちは、)冬に、鍋を食べるのが好きだ。
⑧明日は雨だ。⇒ 明日は、雨が降るだろう。
⑨今夜は、すき焼きだ。
⇒ (私は)今夜、すき焼きを食べます。
⑩勉強は嫌いだ。
⇒ (私は)、勉強が(を)きらいです。
「~が」に至っては、主語もあり、
目的語もありです。
こうなると、単純に
「日本語には主語がない」
という一言では片づけられないし、
・・・というか、もはや
何でもありの世界です。
そう、日本語のルールも語順も
結局何でもアリです。
それ故に、習得とか教えることは
超難関なのです。
一つ言えるとしたら、
日本語の「~は」の部分は
「いわゆる主語・動作主」
ではなく、単に、
「話の焦点」
ということになります。
逆に、世界で一番広まっている
英語は、ルールはかなり簡単です。
だからこそ、広まっている気がします。
英文を作るときは
主語、つまり、動作主主体
誰・する(~だ)・何を・どこ・いつ
の順番で並べていけば、ラクなのです。
で、その種類も3つ
① 誰・する
② 誰(何)・~だ・何(または形容詞)
③ 誰・する・何を
前出の文で言うと、
① 私・食べる・ソバ
I will eat soba
② 私・~だ・忙しい・今日(いつ)
I am busy today.
③ ある・たくさんの皿
There are many plates.
④ もし 私・食べる・アイスクリーム
If I eat icecream
私 ・ なる・ 寒い
I become cold
⑤ お母さん・ いる・台所に
My mother is in the kitchen.
⑥ 私・持つ・学校が休み ・今日
I have no school today.
⑦ 私たち・好き・鍋物をすること・冬に
We like having Nabe, food served in one pot.
⑧ 雨がふる 明日
It will rain tomorrow.
⑨ 私・食べる・すき焼き・今夜
I will have Sukiyaki tonight.
⑩ 私 嫌い 勉強
I don’t like studying.
・・・といった具合です。
あとは、「誰」とか「何」の
名詞の部分
動詞の部分
修飾語の部分
の3点をそれぞれ攻略します。
けっこう簡単な作りなのです。
ではまた、
See Ya!