夏本番か?と思われる陽気から、梅雨まっただ中のような天気に・・・(-_-;)


けれども、どんな陽気でも、明け方の蝉しぐれに始まり、夕暮れの蝉しぐれで終わる。


その蝉は?


ヒグラシ。カナカナカナ・・・と鳴くあの蝉である。


朝は、ほぼ4時15分頃に。夕方は6時40分ごろに、最初は数匹の声から、さざ波のように押し寄せて、


やがてフィードバッグしていくヒグラシの声。


今、この時を、精一杯謳歌しているんだなあ~と感じるひとときである。


妹たちがドイツ、ベルリンから帰国し、しばらく居候となっているのだが、


成長著しい甥っ子とこれまた成長著しいうちの娘。そして、私たち姉妹も夫もデカいということで、


まるで、バレー部の合宿所?体育大の寮か?とたまに錯覚する日々・・・


そうだ!私は寮母だ!と思うことにした(*^_^*)


でも、楽しい。            妹との夕飯準備しながらの一杯・・・

                    シチュエーションは大事だよ。といいつつ、

                   ラボロキのオシッコ臭に苦笑い。ドンマイ(^_^;)


犬たちは?


それなりに満喫しているようにみえる。私たちが楽しんでいるということもあるが、


ラボロキも甥っ子や娘のしつけに?余念がない(^_^;)家族が増えてうれしそうに見える。


妙な甘い声を出す妹にも(気もち悪いぞ!)まんざらでもなさそうだ。

                 ヒマチー(ヒマラヤチーズ=ヤクのチーズ)もらったよ。

                             おいちーね!

日記、記録も夏休み。

                       ボクのまくらにちょうどいい・・・


               ちょっかいを出す甥っ子。とその父・・・じゃなくて母。(笑)

                 背中があんまり大きいから、パパかと思った(^_^;) 

                  オイッ!by妹

                          夜のゆったりタイム。


甥っ子のいたずらに、爆笑。

                              こらっ!

家族の洗濯やごはん、掃除、塾の送り迎えなどで一日はあっという間。


犬たちとの散歩、スポーツクラブでのトレーニングや水泳。


空いた時間を見計らって行く、動く。どれか一か所だけにエネルギーが注がれることもなく、


分散していてバランスがよいかも、と感じる。


人、である自分が明るく元気に穏やかに、気持ちよくいられるように調えることは、


犬たちにとってもすごくよいことなんかな、と最近思う。


                            庭のアジサイ。

                 色も落ち着いた色に退色していく。秋にはドライに・・・


夜10時には、まぶたが重くて限界。ますます早寝早起きになる夏。


ごきげんよう。







森に行きたい。

まる一日森の中で過ごしたい。


仰向けに寝転んで風にそよぐ木々の葉を見ていたい・・・


しばしば現実逃避。
                           もう逃げられない。

                     居間の食器棚一台分。途方に暮れる。

                     空っぽの食器棚。台所へ移動する。

                  台所の食器棚(昔古道具屋で買った)は処分だ。

                    台所の食器棚からも物を出す!

                       下段の物だけでこんなに・・・


日曜日。妹たちを迎えに行く予定が、急きょキャンセル・・・

しかし、当日組に参加できる時間はない。ということで前触れもなく始めてしまった。


自分の中で、ずっと懸案事項だった。

母は25年前に他界し、「物を取りあえず大事に取って置く母」が整えていた実家に

父と3人で暮らして数年、娘二人が結婚。その後、父がずっと暮らし続けた家。

その父が4年前に他界した。

その際、実家の片付けに本当の意味で初めて向き合う。45年分の物の多さといったら・・・

業者に入ってもらったが、選別して取りあえずうちに持ってきた物や

妹の荷物などがうちに来てから数年。


物を手放して身の丈に合ったシンプルな暮らしをしたいと思いつつ・・・


捨てる。手放す。

必要最小限のもので暮らす。


いずれはそうする。でも今のライフスタイルにはまだハードルが高い。


なので、台所に移動した食器棚1台分の食器を持つ。器、調理器具を大幅に処分することがテーマだ。

やりだしたら、結局、居間と台所の模様替え兼、大片付けになってしまった・・・

午前中から初めて、取りあえず終わったのが夜の11時過ぎ。

それから1週間、まだちょこちょこと続いているが、ずいぶんと片付いた。

                    処分するものをまとめるだけでも一仕事。


                食器棚がなくなっただけで、部屋の空気がちがう・・・


もくもくと片付けて、掃除をして、を繰り返していると、

「日本の穢れ清めの行事は、新しい自分に生まれ変わる知恵」というフレーズが頭に浮かんだ。

モノを捨てたいと思っているなら、思ってるだけじゃなくてやってみる。

「それでも捨てられない」という自分に気づいてもいい、と思ったらあら不思議。

五十肩の左肩の可動域がいきなり拡がっている。ずいぶん上に、すっと腕が上がる。

滞っていたものが流れ、よい気が入ってきた、とはこういうことか?^^;

                          私を突き動かした2冊。


                  ほっかむりしただけで、ちっとも役に立たない犬。

      

いやいや・・・文句言わず要求せず、ただそこにいてくれただけで感謝感謝!

ありがとさん!




梅雨なのか?そう思うほどの天気が続いた。


夏至に向かって、


一日一日が長くなっている、と思うと、


不思議と安堵を覚えるのはなぜだろう。


ランボーロッキーとの朝散歩の時間がどんどん早くなる。


7時を過ぎるともう暑い・・・しかし、しっかり歩く散歩をするには、夫や娘を送り出してからだ。


そうなると歩くコースはだいたい決まる。日陰の多い道。もしくは山散歩だ。


が、今山に入るのはよろしくない。害獣駆除の猟および罠が仕掛けてあるからだ。


メジャーな登山、ハイキングコース以外の山道は避けた方がよさそうだ。


一度山を歩くべく、山の神社から入ってみたものの、


2頭の様子がいつもと違った。明らかに何かを警戒しているし、「どうした?」と声をかけると


サミサミな耳になって私を見、そして私の後ろに回る。


冬季の猟期の時とは違う反応。たぶん罠も多く仕掛けてあり、


それに引っかかった獣がどこか近くにいるのでは?と推測した。捕らわれた獣のエネルギーというか、


人間の目に見えない、聞こえない何かを感じ取っているはずだと、私は思っている。


そういう時は、「山から呼ばれていない時」と思いさっさともどる。


気を取り直して日陰の林道を歩こうじゃないか。


深山の涼しい風がすうっと吹いてくるかと思えば、どこからか海風にも似た南国のような


生温かい風が吹いてくる・・・。その風の匂いを丁寧に嗅ぐ2頭・・・


こちらも真似をして大げさにクンクンクン・・・と嗅ぐと、途端に嬉しくなるのか興奮するラボロキ。(^_^;)


真似をすると言えば、


天気のよいある日の午後、うちの前を2台のレスキュー車(消防車)、パトカー、救急車と、


けたたましいサイレンとともに、時間差で通って行った。


山での事故か、山道での交通事故か。


デッキで作業している足元に寝そべっていた2頭、途端に起きて柵の方へ・・・


ロッキーがかすれた低い声で「ウォォォォォォゥ・・・」と、顎を突き出して遠吠えする。


2台目のレスキュー車が遠くから近づいてくる。サイレンの音もだんだん大きくなる。


カーブからスピードあげてやってくるのを見えた。よし!


「ウォウォォォォォォォォォウ・・・」と顎を突き出して遠吠えしてみた。


2頭、驚いて興奮して飛びついてきたが構わず遠吠えすると


そばで一緒に遠吠えしている。サンニンで遠吠えだ。


3代目のパトカー、その後の救急車でも一緒に遠吠えすると、近所の犬たちも遠吠えしている・・・


なんだか妙な連帯感?を覚えた。


夕方の散歩は、これがまた声がよく届き、こちらをよく見てすごくよい散歩だったのだが、


なんか関係あるのかな?まあ、気のせい、こちらの気分なのだろうけど・・・(^_^;)


                      片付け合間に気分転換な作業。

                    駐車場にせり出して咲いていたラベンダー。


                   夫に邪魔者扱いされて刈られる前に摘んだ。

                   ラベンダー、ラバンディン。暑い夏にも丈夫だ。


                       部屋に干せばよい香りが・・・

                       ラボロキ臭の緩和にもなる?


毎晩、裏の川に蛍が飛ぶ。庭の木々にもやってくる。


夕飯の後片付けをさっさと済ませて、電気を消して隣のだんだん家の裏庭に。


裏庭から山の畑へと通じる橋の上で、上から下、下から上へと飛び交う蛍を静かに眺める。


だんだんがしゃがんで「今年は多いね」と言ってるような気がする・・・