11/26

12/4

入院手術退院

家族宛に送った入院直後の私の写真です。

備忘録日記の為、長いです。(これを書き始めたのが12/5から)


肺右上葉🫁(絵文字でいうところの左上側)の区域切除をして参りました。


初夏、生まれて初めての人間ドックでまさかの肺がんの疑い。

胸部CTで右肺に11.5mmの影ありと言われ、再検査をすすめられるところから始まります。


まだ摘出した肺は生検に出していて、悪性だったか否かを調べてもらっているところです。

→12/15の外来の結果:ガン一歩手前でした\(^o^)/転移もなしフラグは回避。

でもほっといたら確実に肺腺ガンになってたって!こっわ!!


自覚症状なんて全く無かったし、

元々呼吸器弱めだから何があっても許容範囲。

だから『そんなまさかね〜w』と半信半疑でした。

『ま、何もないことを証明するくらいなら再検査くらい受けて良いか』なんて軽い気持ちで紹介状書いてもらって、市立病院で再検査。

大きさに変化があるか確認するため、時間をあけて10/26に再び胸部CTをすることに。

この時はまだ呼吸器内科で相談と言う感じ。


その結果を聞く日こと11/2

ま、なんもないだろと楽観視したのも束の間、予約票を印刷したら予定してなかった『呼吸器外科』も予約に入っているのを発見。

付き添いの母と『あれれー、これはまさか?笑えない感じかな???』とザワつく火曜日。


結果:大きくもなってないけど、小さくもなってない。


え、うそでしょ。ほんとに?マジなやつ?

『外科の先生の見解も聞きたいという判断で(呼吸器外科の予約)お取りしました』とのこと。

血液検査をしてそのまま呼吸器外科へ。

ほぼ確定の流れならもうとっちゃって欲しい。希望を告げたらトントントンと話が決まっていきました。

経過観察を選んでとこのまま何回もCT撮って被曝する可能性あるとか言われたら、それはそれで地味に嫌だしね。




泣く泣く11/9造影CTも撮って準備万端。

これも未知の体験すぎて緊張しました。


この刺さってる針が長いんじゃ。

CTにはばっちり何かが写ってました

はい手術決定。


11/16に入院手続きと手術の説明を受け。

11/24PCR検査(11/26に陰性判明)

11/26入院。


11/29に手術しました。

術後がやばかった

まず見た目がグロいんだね、管だらけ。


丸一日+半日くらいで、お小水チューブとドレーンチューブは翌日には取れてたかな。

点滴は2日間くらいつけていたとおもいます。


その後も経過は良好で、予定通りのスケジュールで退院出来てひとまず良かったです。

約8日間長かった〜!!


なんだかんだ入院中の気疲れというか大部屋だったので変に気を回し過ぎちゃったのか、退院後の歓喜のアッパーテンションと、家についた瞬間の気の緩みから調子が乱高下し過ぎてぐったりすることが多かったです(多分急な低気温もある)。


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そして手術から約一か月経ちました。

もう、あの時のしんどさがまるで夢だったのかな?とおもうくらいには元気になりました。


それでも当時は看護師の皆様が手厚くフォローしてくれたので、煩わしいのは身体の怠さくらいでほぼ快適に過ごせました。

本当ありがたい。凄い仕事だな。


絶対病院に足向けて寝れない。


そして手術直前から数えると約一日は水も飲んではいけなかったから、

解禁した時は本当生き返った感じがしたね。


更には急いで水分摂らないと血が作られないもんで、元々低血圧のわたしには結構死活問題。

ちょっとでも血圧が下がると横の機械のアラームが鳴りまくるという事態に。

上体起こすだけでフラフラして気持ち悪いし、

昼ごはんに出たお粥も3口でダウン。

食欲はあるのに食べられないって辛い。

(せっかく出たお蜜柑も食べたかった


メインの切開は右脇の下、約4センチ。

その下にもちょこっと傷あり。

その痛みを取るために背中に入れてる麻酔。

これが吐き気を誘発して結構しんどかった。


病棟戻りますよ〜と声がかけられベッドを降りた瞬間に折角摂った水分全部吐くっていう。

『ぐえええ、ふりだしかよおおおお』という事態に。更に先述の低血圧の気分の悪さがたたみかける。無理無理無理。今私を動かさないでええええ。


それでも吐瀉物を一滴も溢さない看護師さん達の手際の良さは朦朧としながらも感動。


吐いてすっきりしたところで車椅子で運ばれていくのだけど、これも結構酔う。

自分の意思で動いてないし、座ったままエレベーターとか未体験だからかなり気を張る(もう吐きそう)。

通り道に着替えとか飲み物とかを持った母が。

そのままちょっと会えることに。


青っ白い顔で点滴と麻酔がついたまま、ドレーンとお小水の可視化された体液をお供にぐったり運ばれてきた娘を見せてしまって、なんだか申し訳なかったなぁ。

こうやって書いてると本当にグロい姿だと思う。


母と別れた瞬間また嘔吐。

吐くものが無くなって胃液を絞り出す。

つらたん。


やっと病棟のもとのベッドに戻れて一安心。

とにかくよく寝ました。

けどアラームとか処置が必要な患者さんへの呼びかけや業務の声が飛び交って比較的騒がしいICUの方が眠れたな。


あと診療時間中は米津玄師の楽曲のオルゴールがずっと流れていました笑


手術の傷の痛みは麻酔でどうにかなってるけど、右肩の筋肉痛が酷くて大変でした(右脇下。切開したので術中、『はーい!』っていう状態で腕あげっぱなしだったので💦


あんなに何かしなくても良い1週間は学生時代でもなかったんじゃないかな。


二度とごめんだけど、貴重な体験ができたと思います。




琥寅