スタンフォードで対戦相手だったハーフ・ムーン・ベイチームのひとりHさんは、ゴルフを一緒にしたり、ゴルフのあとに一緒に食事に行ったりする、普通のゴルフ友だちです。
彼女のインデックスはいつも一桁台で、「メチャクチャ上手!」って印象をもったことは一度もないけれど、常に私の先をいっているゴルファーです。あたりまえ。
スタンフォードの最初のホールで私が50㎝ぐらいのパットをミスしたあと、4人でゴルフカートに向かって歩いているとき、そのHさんが『あのパットは絶対いれてくると思った!』と私に言ったんです。
最初のホールで50㎝のパットを外して動揺してる私に・・・
それに対して私はただ「エヘヘ」と笑って返しただけと思いますが、カートに乗って即座に私のパートナーに「あれって、言う必要のないことだよね〜」とこぼしました。
前にLPGAで優勝したことのあるインストラクターからレッスンを受けていたとき、トーナメントでのラウンド中は『自分の殻の中に入らなきゃダメよ!』と教えられたことがあります。
それこそ世間話もしちゃダメと。だからHさんが言ったコメントのようなことを言われても、表情ひとつ変えずにはね返せということなんでしょう。
Hさんにしてみれば、ただ何気に言ったことかもしれない。でも、言われた方は
「これはきっと心理作戦」と勘繰ってしまうかも。
真剣なラウンドのときは無口でラウンド、これが一番。対戦相手に要らないことを言わなくてすむ
スタンフォードでのチームプレーの前日は、ハーディング・パークで練習。
2020年にコーリン・モリカワ君が優勝したコースです。でも、プロが練習したところは
ここではなくて、コースのどこか別なところで、芝の上