互いに、忙しない日々
少しばかりの試練の日々
嵐の様な日々
台風一過の今日
彼とやっと電話が出来た。
穏やかに近況を話すつもりが
『声が聞けて嬉しい』って涙と一緒に零れてしまった。
受話器の向こうで笑ってる彼
でも、嵐の中でもずっと想い続けてくれていた
そんな気がして。。。
何時になるかわからないけれど、
叶うかどうかわからないけれど、
私達にとっては、少しばかり難しい約束を交わした。
出来ない約束は絶対にしない彼。
『いいよ。そうしよう。』
嬉しい返事に『嬉しい』ってまた涙が零れてしまう。
ふとすれば、疑心暗鬼の霧に迷い込んでしまう関係。
それでも、心はやはり正直だな。
心が緩むそんな数分間。
『声が聞けて嬉しい』
素直な自分が愛おしい。
もちろん、彼の事も。