トーマスと私は、アウトドアが共通の趣味。
特に、トーマスは若い頃からカヌーやキャンプを経験していたこともあり、
私たちは休暇になれば州立公園などでキャンプをした。
私たちの愛するキャンプは、一般的なカーキャンプ(駐車した車の隣にテントを張る)
とは違った、かなりワイルドな本格キャンプ。
日程は3泊4日くらいで、地図とテントと食料をカヌーに積んで、
州立公園の内部奥深く(インテリア)に入っていく。
そう、体力勝負。
インテリアなので、当然、電気も無ければ、水道もない大自然のまっただ中。
いったん足を踏み入れると、
そこは「大自然vs. 自分」というワイルドな世界。
幸いにもトーマスは経験豊富なので、彼に頼りながら、
大自然との一体感を身を持って体験した。
(ちなみに、「トーマスと生涯を供に生きるのだ!」というメッセージを
天から受けたのもキャンプをしている真っ最中だった。
)キャンプサイトは、湖畔にあるのでカヌーでしかアクセスできない。
ファイヤーピットや野外トイレがあるだけで、それ以上はなにもない。
(野外トイレは、通称、キャットボックスと呼ばれている。
地面に穴が掘ってあるだけのところに、座れるよう簡素な木のボックスが乗せてある)
お隣のキャンプサイトは、遠く離れているので、そこはもう、
静寂 という言葉がぴったり。
目の前には湖が広がり、夜空は一面の星空。
これが、すごい星の数!

夜は、熊や小動物に襲われないよう食料品はすべて袋に入れて、
地上2-3メートル上の木の枝にぶら下げる。

危険と隣り合わせで、体力、知識、経験を要するハードなキャンプだが、
一度味わったらその醍醐味はやみつきになる。
そんな大自然でのキャンプ体験を経て、そのうち私たちは、
「こんな大自然に自分の土地を持ちたいね。」
という気持ちが沸き上がってきた。
いつものように大自然の多く残る素敵な避暑地で休暇を過ごしていた際、
ぶらりと立ち寄った不動産で見つけた土地販売のビラに興味を引かれ、
ドライブがてらその売り地を見に行くことにした。
その土地は、FOR SALE という看板が立ててなければ通り過ぎてしまうほど、
草ボーボーで、手入れされた様子は一切なく荒れ放題。
一般道から私有地に入っていく道は、かろうじて車一台が通れるほどの幅で、
そこには背丈にもなる草が生い茂り、
草を手で分けながら進んでいくので1メートル前進するのも一苦労。
完全な荒れ地だった。
「まじ?」と思っている私の心とは裏腹に、なぜか
トーマスの心は興奮で踊りまくっている様子。
「君には、(整備された後のこの土地の美しさが)ビジョンできないのか???」
彼の心は完全に魅了されてしまった。。。
ということで、15分間の家族会議の結果、
「ま、経済的に苦しくなったら売ればいいし、じゃ、買おうか。」
というなんとも軽~いノリで、
1週間後にはこの荒れ地のオーナーになってしまった。。。
第一子が3歳になりたての頃なので、かれこれもう4年前の出来事だ。
トーマスは幸せの絶頂期に立っていた。(笑)
なぜ、トーマスがこの荒れ地にそこまで惹かれてしまったのか、は、
彼の特殊なギフト(サイキック能力)と、
この地にまつわる不思議な歴史話と深く関係しているのだ。