wiseman0918さんのブログ
Amebaでブログを始めよう!

生誕20周年記念

ハタチです



ついにハタチです



何の変化もありません



きっとBボタン連打してたせいでしょうww



今年は幸せな誕生日かも



好きな子からプレゼントもらえたし



一生大事にしよ



みんなありがと

love is so bitter

君と会って話すだけで
君を見かけただけで


心は満たされた

君の心の内を知ってからは


君の笑顔
君との会話

全てが胸をしめつけるようになった

僕は君にぎこちない表情を見せないようにするだけで

…精一杯だ









あなたの大事な人は日向にいる

でもあなたに力をもらうのは日陰にいるおれ

あなたの努力は大事な人には届かない

おれはあなたを支えてあげたい

けど日陰にいるおれには出来ないことだらけ

もしおれがあなたの大事な人の居場所に立てるなら

どれほどあなたを満たしてあげられるだろうか

できることなら日の当たる世界で出会いたかった

傲慢な僕の独り善がり

でもね、たとえ日陰の世界でもあなたに出会えて良かったと思う

the existence has gone away with a little grief

すごく悲しい夢を見たような
とても暖かい夢を見たような
起きたら涙が出ていて変な気分

すこししか見えない輪郭に肉を取り付けて
さも形があるように見えたならそれは現実でしょう?
理想と現実を近づけさせるための試行錯誤
稚拙なのは分かってる
でもそれなりの深さはあるんじゃない?

夢から出来上がったものは一つの物語
Will you read it?
Tell me your interpretation.






















少女は全て気付いていた

昨日の宵に起きた事とそこに含まれた意味を

とても暖かな風が優しくそっと少女の髪を撫でた

小さな胸に幾筋の涙と紅く燃える焔を抱え

綺麗な唇を一文字に結び

綺麗な指先で灰色の旋律を掬い取って

白と黒の原っぱをあとにした…














ギシギシギシギシ

地を這って呻くような…

ギシギシギシギシ

体中の骨が軋むような…

物悲しい乾いた灰色の音が廊下に木霊する

金の装飾の施された悪趣味な蝋燭立てがずらりと二本の平行線を描き

そこに立てられた蝋燭の明かりが直線上を彩り

暗闇を切り取って廊下を紅く怪しく照らしている

ギシギシギシギシ

金属が擦れるような音を鳴らして

薄暗い廊下を覚束ない足取りで一歩また一歩と進んでゆく

「どのくらい歩いているの」

「もうかれこれ一ヶ月さ」

「何のために歩いているの」

「このプレゼントの箱を届けるためさ」

「その箱には何が入っているの」

「中には大事なものが入ってるんだ」










ギシギシギシギシ

ギシギシギシギシ

さっきよりも大きな音で響き

しかしその音色は強く濃く灰色に

より境界線に近づいて曖昧になってゆく

悪趣味な蝋燭立てのメッキも剥がれギラギラとざらついた銀色が際立っている

ギシギシギシギシ

蝋燭に照らされたモノクロの通路を歩いていく

「どこまで歩いていくの」

「もう少シ、あトちョッと」

「そこには何があるの」

「何もナイ、タダ道がアるだケ」

「どこまで歩いていくの」

「わカラない…アともウ少シ足ガ動ケば」


ギシギシギシギシ

もう周りは殆どモノクロの世界

真っ赤な炎も金の蝋燭立ても彩りは伝わらない





















ブリキのロボットは白と黒とほんの少しの彩りが残る通路をのろりのろりと歩を進め


アトチョットシカ…

意識とは裏腹に最後の希望に応えてくれない重たい足に悪態をついた

関節は錆び付き益々可動域が狭くなる

ギシギシギシギシ

悲痛な叫びをあげるように音が響く

今だからこそ渡せるもの

あなたにだからこそ渡せるもの

消え入りそうなプレゼントを大事そうに抱えて…

モウソロソロジカンガキチャウ

ガシャンと音をたてて崩れ落ちる

アトモウスコシ…モウスコシダケ

誰か油を注しておくれ

膝が足がもう動かない

動かずともどんどん境界線に近づいていく

願わくばこの贈り物が届いて欲しい

願わくば乗り越えて強くなって欲しい

大事に抱えていた箱が開く

ギシギシギシギシギシ

鮮やかな色彩の音が飛び出しては色を失ってゆく

箱の中身は空っぽ

これが僕に出来る最期の贈り物

………ガシャン

僅かに残った色彩も

たった今灰色に染まる