大変な惨事になってしまいました。
会社で揺れた時、まさかここまでとは思わなかったのですが。
しかも、予想外だったのが、大きな被害の要因が津波であったことです。
津波を予想して防波堤を作っていたにもかかわらず、波の高さが想定を上回ったとは・・・
本当に、防災とは難しいものです。
地震大国日本の防災が、ここまで無力とは悲しいことです。
というより、人間の力の及ぶ範囲の限界のようなものを感じました。
自然を守ろうとか、エコロジーという言葉がもてはやされている昨今ですが、ある人に「自然とは、そこまで脆弱な物ではないと思うよ」と言われたことを思い出します。
彼の言わんとするところは、「自然を守る」とは、思い上がりも甚だしいということ。
現在の人間の行為が、自然環境を破壊しているように見えるかもしれないけれど、それは違う。
「人類自身の生存可能な環境を壊しているだけだ」ということです。
たとえば、今人類が滅びたとして、「自然」はあっという間に人間の居住区に進行するだろうとも。
今回の津波を見てその言葉の意味を痛感しました。
津波の後、人間が何もしなければ、瞬く間に、別の生態系がその土地を浸食するでしょう。
自然環境とは、守る存在ではないのですね。むしろ戦う相手なのだと思います。
現代の石油エネルギーに裏打ちされた、科学文明の陰で、我々は自然すら支配下に置いたと錯覚しているにすぎないのではないでしょうか。
しかしながら、我々もまた自然の一部である以上、しぶとい生物であることを確信します。
でなければ、地球全土を覆うほどの発展は無かったでしょう。
我々人類が、いったいいつまで、この地球上で存在することを許されるか、誰もわかりません。
だからこそ、その時が来るまでは、しぶとく、たくましく、存在し続けたいものです。