高校野球
8月は甲子園球場で繰り広げられる「全国高等学校野球選手権大会」に、老若男女を問わず多くの人が注目し熱狂されると思います。
今年は数えて90回目となる記念大会で、第80回と同様、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫の各府県からも2校が出場して、55校と最多校数で競うこととなりました。
今年の大会の予選に参加するのは全国で4,059校に上がり、その中から1校の優勝校が決定する訳です。
この大会を主催する新聞社が行ったアンケート調査によると「高校野球に関心がありますか?」との質問に対して「ある」と答えた人は60%に達したそうです。
最近は、故郷を代表する学校が出場するといってもチームは全国各地から集められた選手の集団で、地元出身者はあまり見受けられず親近感が沸かないとの声も聞かれます。
「ひたむきなプレーが見られる」高校野球は、このところ相次ぐ偽装問題や贈収賄事件にうんざりした気分を爽快な気分に変えてくれる存在であるだけに、いつまでも世俗の利害に毒されないで欲しいと願います。