こんにちは、どうでもいい歴史ナビゲーターのまっちゃんです。
今日はご家庭でもなじみの深いメーカー「花王」のロゴマークの変遷について見ていきましょう。
言っておきますが、読んでも絶対に役に立ちませんよ~
初代
1890年
無生物に目・鼻・口を描いてみよう。
そして口から何かを吐かせてみよう。
2代目
そういった「擬人化」の表現や文化は明治の初期からすでに日本にあったようです。
どこを見ているのかはよく分かりません。
新世紀「20世紀」です
1912年
驚いてます。そして視点が定まってます。何を見たのでしょうか?このロゴが使われた期間は大正時代。民主主義の時代。浪漫の時代。様々な表現がなされますが、花王にとっては驚愕の時代であったようです。
治安維持法が制定され、政府の取り締まりが厳しくなりました。
1925年
世間の厳しさに反発したのか、お月さまはいくぶん優しくなりました。いや、これを優しさととるか否かは個人の判断次第ですが。
目の焦点は再び定まらなくなりました。
時代は下り
1943年
右向きから左向きに。折しも戦時中です。右とか左とか…いろいろ深読みしちゃいますね。
いわゆる戦後です
1948年
女性です。明らかに女性です。今までの月は恐らく男性(オス?)。
戦後、女性の社会進出が注目されるようになる…そんな時代のロゴ。
いよいよ20世紀も後半
1953年
この前年、日本はサンフランシスコ平和条約により主権国家として国際社会に復帰。その影響を受けて花王のロゴも…
いえ、影響は受けていないのでは?
子どもです。カワイイ。戦争を知らない子どもたち。
バブル時代?? いえ、この翌年かららしいです。
1985年
企業名が入りました。お月さんのほうはそのままですね。現在もこのマークですので、約60年近くこの顔です。
そして現在
今はコレ。アルファベット表記です。グローバル!!
世界に羽ばたくKAO!!
ちなみに
顔を洗う石鹸
↓
顔
↓
KAO
↓
花王
が社名の由来だそうです。
以上、まっちゃんがお送りしました。