広く浅く
良い成績を取り、良い学校に行き、良い会社に入れば幸せになれる、という神話は
もう過去のものであることは周知の事実であると思う。
今、豊かさが「多様さ」を許容し、「個性」を尊重する社会が、たくさんの受け皿をつくっている。
マルチな才能は不要とされ、なにかに突出した才が在ること、
すなわちスペシャリストであることが、世の中を生き抜く上で必要とされている気がする。
しかし、それだけでは十分でない、とも思う。
或る世界で仮にトップだったとしても、その世界はいつまであるだろうか?
不安定な世の中だからこそ、「広く浅く」知ることが、求められるのではないか、と思う。
俯瞰と客観を上手く使いこなせれば、世界はもっと 輝いて見える かもしれない。
優しさ
・優しさ
優しさだけじゃ生きられないことを実感する出来事があった。
一時の優しさが自分を脅かすことがある。
とはいえ、優しい事が悪いわけじゃない。
すべてにおいて「優しさ」を振りまくことが必ずしも善ではないということ。
他人に嫌われても、言わなければいけない「コトバ」がある。
伝えなければならない「想い」もある。
それを「優しさ」と呼ぶこともあるってこと。
優しい人には、秘密が多い。
言えない「想い」、伝えられない「コトバ」を溜め込み、
飲み込まれ、堕ちていく。
なるべく心にフィルターをかけず、ありのままいたいな、と想う。
そういう人の傍にいたいな、とも思う。
