元旦、オフィスにある神棚の新しいお札を貰いに氏神さんへ初詣。
いつもながらに清々しい気持ちになれる二宮神社である。
その後、京都出町柳の柳月堂へ音楽を聴きに行った。
以前紹介したことがある名曲喫茶である。
ここは年中無休だそうで、この日も年配のご夫婦をはじめ
クラシック音楽を静かに楽しまれる方が来られていた。
好きな曲をリクエストできるのだが、ネットで検索した新年に相応しい曲をかけてもらった。モーツアルト「フルートとハープのための協奏曲」
初めて聴く曲だ。音源はLPレコードでかなり古い録音のようだ。針が飛ぶ音が何とも言えない。
クラシックファンは、作曲家だけではなく指揮者や演奏家が誰なのかを選んだり、聴き比べたりする。それほどに奏でられる音楽が変わってくるのである。
指揮者の曲の解釈、作曲家が何を想い、どう表現しようとしたのかをスコア(楽譜)を見ながら読み解く。
指揮者はスコアを眺めるのと常に新しい発見があるともいう。それをタクトを振りながら各パートへ指示を出し、演奏家の音を引き出すのである。それを全体のバランスをとりながら曲へと仕上げていく。
しかし、最初は指揮者の想い通りに演奏家は音を出してはくれない。プロの音楽の世界でも当たり前だ。意思疎通を交わしながら信頼を築き上げ、どんな音楽を表現したいのかイメージを伝えたりしながら、その上で指示を出したり、自分の思う音色や音を引き出すのである。
指揮者と経営者の関係は、ドラッカー先生本で書いている。
私のクライアントである経営者の方も、社員という演奏家とともに音楽を作り出している。
社長がいくらタクトを振っても、奏でるのは演奏家だ。
音を出すだけなら、パソコンで簡単にできる時代であるし、結構いい曲もつくれてしまう。指揮者いらずである。
パソコンではできない感動する音楽を社員という演奏家たちと一緒につくり、奏でて、聴衆に喜んで貰うためには、社長はどうあるべきなのだろうか?
志ある経営者やリーダーの方への正月休みの宿題としたい。