明日は初仕事、という方も多いのだろうか。やりたい仕事につけた人、そうでない人色々いるだろうが、それなりに頑張って欲しいと思う。
ちなみに私は、後者の側だった。

それはさておき、明日が憂鬱過ぎて異世界にでも行きたい方もいるのではなかろうか。
私もそうだ。
そんな私は昔、あまりに嫌過ぎて2chのまとめサイトにあった、六芒星に「飽きた」と書いて寝たら異世界に行くという方法を試したことがある。今回は、その時の話をしたいと思う。
やり方の詳細は、自分で調べてほしい。あと、実行は自己責任で。私は責任を負えまないゆえ。

とある日、仕事で失敗した私は色々と嫌になっていた。まぁ些細と言えば些細だが、とにかく私は落ち込んでいた。というわけで、上に書いた方法を実行してみたわけだ。期待半分、どうせ何も変わらないという諦め半分で。
その日、夢を見た。私は寝ていて、薄目を開けると視線の先には私がいた。まるで鏡を見ているようだった。ただ、顔は黒いモヤに覆われていたような気がする。すると、よく覚えていないが、何かが、手に握った紙(飽きたと書いてる紙)を取ろうとしてきた。私は、その時渡せばよかったものを、なぜか「こいつに渡してはいけない」と思って必死に取られないよう紙を握った。
そして、気がついたら目が覚めた。昨日と何も変わらない世界である。

以上だ。その時点で既に実行した人との共通点としては、紙を取られそうになった、とか、取られたらヤバイという気持ちを抱いた、といったところだろうか。ろくに調べず申し訳ないが、自分が見えた、というのはその時のネットでは見たことがなかったように思う。違いがあるとすれば、これくらいだろうか。
それ以降、嫌なことがあるたびに試してみているが、同じ夢は今のところ見ない。

あの時、紙を渡していればどうなっていたんだろうか、と思う。行けたとして、今より状況が良くない世界に行く可能性もあるわけで、それが頭をよぎって私はチキったのだろうか。
まぁ、今となってはわからないが。