コロナ禍で緊急事態宣言が出されて早1ヶ月。子供たちが通う小学校や保育園も閉まっており、毎日自宅で過ごしている。

 

私たち夫婦も在宅勤務が早々から導入され、私に至ってはすでに3ヶ月が経とうとしている。まぁ元々在宅勤務はOKの会社で、自分自身も頻繁に在宅して慣れているので、むしろ通勤しないでラッキーくらいにしか思っていなかったが、困ったのは子供たちの過ごし方。新1年生と新年少なので、日中一人で過ごしていられるような年齢ではない。最初は親も子も、ワークブックやったり、時間割決めたり、とあくせく頑張ってみたが、1ヶ月も続くとどちらも疲れてきて、正直日々の暮らし方がどんどん荒んできている。

 

そんな中、我が家の娘は、とてつもなく面白いゲームを見つけてしまった。マイクラ=Minecraftである。

 

マイクラに関してはこちらをご参照。

子どもはなぜ「マインクラフト」に夢中になるのか?

 

元々は私が会社の同僚から勧められて、試しに娘に触らせてみただけだった。これまで、Wiiとか(スイッチではなく、Wiiですw スイッチは売り切れてたので、我が家の倉庫に眠っていたWiiを引っ張り出してきた)、Scratchとか、携帯のゲームとか色々触らせてきて、そこそこ楽しむ者の、あまりはまったことがない娘。正直、マイクラもそんなにはまらないだろうと思いつつ、海外では学校教育にも取り入れられていると聞き、だったらちょっと見せてみよう、くらいでダウンロードしてみた。

 

※Scratch = プログラミング導入のアプリ。こちら(スクラッチサイト)こちら(NHK)をご参照。

 

最初は親の私たちと一緒にやっていて、隣で軽く見ながら触る程度だった娘。しかしだんだんとのめり込み、1週間も経たずに、マイクラやりたい、マイクラやりたいの大騒ぎ。今では我が家のラップトップやらiPadやら、しょっちゅう占領している。

 

敵が出てくるのは怖いようで、やるのはもっぱらクリエイティブモードかピースモード(敵が出てこないので、至って平和な世界で、自分の世界を作り出すことができるモード)。そこで水族館やらジェットコースターやらレストランやら、色々作ってる。

 

↓最近せかせか創作しているワールド。手前に見えるのは、彼女曰くお店屋さん?レストラン?だそうで、壁はガラスでできており、人間やアメーバ、ドラゴンの頭(生首?)が店先に飾ってある。後ろに見える宙に浮いている管は私と一緒に作ったジェットコースター。まだ始めて1週間の頃に作ったもの。

 

 

かなりのはまりようで、正直困ってしまっているが、海外が長い会社の知り合いに言われてふと考えを改めた。

 

毎日、家の中で缶詰にされているこの状況で、子供たちに全てアナログだけで日々楽しく過ごさせることはほぼ不可能。YouTubeなどは多かれ少なかれほとんどの家庭が観させていると思う。そして今のご時世、インターネットやPCを使えることは、必須の時代。むしろ単に使えるだけではなく、今後はそれを使って色々なものを作り出したり、それに代わるものを考えられるクリエイティビティも高い価値を生む世界。

 

だったら、今日は子どもに○時間も画面を見させてしまった、パソコンを取り上げなきゃ、とか考えるより、もう割り切って、パソコンもネットも活用した上で子育てを考えていくのが賢い向き合い方なのではないだろうか。

 

マイクラは海外では授業でも使われるようなプログラム。Scratchとのインテグレーションもできる。だったら変なゲームをさせるよりよっぽど良い。

 

・・・確かにそうだ。この先ネットに触れずに大きくなることはまずない。マイクラのおかげで、キーボードやマウスの使い方は完全にマスターしている。さらに、マイクラは色々と仕掛けや装置を作ったりすることができるらしく、プログラミングにもつながるらしい。娘も、日々どんどん新しいことをマスターし、色々な機能を自分で発見して作っている。

 

1つだけ困ったことは、そもそもマイクラ以前から大好きなYouTuber、「ひめちゃん」(とその家族)がいるのだが、彼らもマイクラのプレイを発信していて(「ひめクラ」と呼ぶらしい→こちらをご参照)、マイクラをやるのと同じくらい、ひめクラも観たい観たいと大騒ぎ。なので今は「ひめクラ」を流しながら自分もマイクラをプレイするという、大人顔負けの「ながら作業」にはまっており、これがどうしたものか・・・。

 

ため息は尽きないが、とりあえずマイクラにはまる程度なら大目に見ることにして、なんとかこの緊急事態宣言を乗り越えたいと思う今日この頃。

 

 

 

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