3、自分に合った計画を立てる


 2018年のJSAワインエキスパートを絶対に合格してやるという覚悟が出来たなら、自分に合った計画を立てましょう。


私がオススメする計画は以下です。


 1711月までに、近くのワインスクールの体験から始めるのがいいと思います。どのスクールも無料体験を受けさせてくれます。ウェブ上に公開されていますので、それぞれエントリーしてみてください。座学の体験ができます。テイスティングは無料体験では出来ませんが、なにやら小ぶりなグラスを並べて始める様子は見れると思います。学校の雰囲気や地理的条件など、ご自分で感じて続けられそうなスクールを決めてください。


1712月までにワインエキスパートを取った人に会いましょう。いい体験談を聞かせてくれると思います。そういう人が見当たらない場合は、ワインショップのソムリエまたはワインバーのソムリエに会って話を聞くだけでもいいアドバイスがもらえるでしょう。「エキスパートを受験したい」って言えば、勉強方法をアドバイスしてくれたり、ワイン会への参加を誘ってくれるかもしれません。


182月までに、ワインやリキュールを幅広く体験しましょう。この時期までに、自分の好きな葡萄品種を固めておくのもいいと思います。例えば、ブルゴーニュのシャルドネが来たらすぐわかるとか、ボルドー左岸のカベルネは外さないとか、好きを得意にしておくのが大事です。


もしあなたがワインしか飲まなかったとしたら、できればその他のアルコールにも幅を広げた方がいいです。ワインエキスパートと言いながら、幅広いリキュール類の知識と経験も必要とされています。ウィスキー、コニャック、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラムなどなど、できる限りたくさん種類を飲み、特徴を掴みましょう。ポイントはストレートです。カクテルや果実系割物はその特徴を消してしまうので、試験対策にはなりません。基本は割らずにストレートですが、割っても水で1:1までにしてください。


ちなみに、テイスティング対策の必要がないのは、ビール、スパークリングワイン、ロゼワイン、1品種の使用割合がおよそ70%以下のワインです。泡の出るアルコール飲料は、一次試験には出ますが、二次試験に出ることはまずありません。ロゼも同様です。品種が複合の場合も出しにくい傾向です。カベルネにメルローをブレンドしたり、シラーにグルナッシュをブレンドするワインはたくさんあって美味しいのですが、テイスティング対策には不要です。


182月までは暗記系の勉強はしないでください。毎年、傾向が変わるので17年以前の教本は参考程度にしかならないのです。また、勉強が早すぎると、早々に嫌になって脱落する人がいます。苦しい暗記の時期は五ヶ月半で十分です。


183月からは本格的に学習を始めます。8月中旬の一次試験までは、かなり苦しい時期になりますが、集中して学習し合格を目指します。


一次を通過したら189月末の二次試験までひたすらテイスティング練習の日々になります。JSAが正解と認める回答方法を身につける期間は1ヶ月で十分間に合います。


なお、いい話を聞かせてもらえそうな関東の店をいくつかご紹介します。


葡萄屋 川崎鶴見店 : このワインショップは有料ワインテイスティングが出来て、ソムリエのマスターとゆっくり話が出来ます。定期的なワイン会も開催されています。


グランキャトル(横浜野毛) : ここは夜のみの飲食店です。カウンターに座れば元インターコンチのトップソムリエがいい話を聞かせてくれます。


マルシェディジュール(横浜関内) : ここはワインショップですが、10種類以上の有料テイスティングができます。お店で買ったワインを店頭飲みすることもできます。