漢字の書き取りについて


これは何が何でも毎日続けてほしいと思っていることである。漢字練習帳に毎日1ページ以上、しっかりと練習してほしい。ただ書くのではなく、書き順、読み仮名や送り仮名、止めやはらいを意識しながら丁寧に。意外かもしれませんが、高校入試出題される漢字は小学生の頃に習ったものがほとんどです。小学生の頃から高校入試は既に始まっているとお判りいただけると思います。


小学生は学校の毎日課題として出ているのが普通だと思いますが、これをやっていない先生もいるようです。これだけはぜひお願いしておきたいところです。小学校・中学校・高等学校の就学期間に漢字練習帳に練習する機会は小学生の頃しかありません。これは漢字の基礎・基本を習得するのに大変重要な期間であることは一目瞭然です。


過去に、「中学生や高校生になってから頑張れば大丈夫じゃない?」とのお言葉を頂いたことがありますが、漢字の書き取り練習に時間を費やせるほど、中学・高校の学習内容は甘くありません。


近年、インターネットや携帯電話が急速に発達し、「鉛筆を使って文字を書く」という機会が奪われてしまいました。私たち大人もパソコンで仕事をする機会が多くなりました。連絡を取る手段も電子メールや携帯電話のメールが大部分を占めています。


お手紙を出そうと文を書き始めたはいいが、これまで難なく書けていた漢字がなかなか思い出せないといった経験はありませんか?



漢字の書き取り練習を「毎日続けてほしい」という理由はまさにこれです。



見ているだけではしっかりと記憶に残らないのです。 ウインロードは漢字検定を実施しております。準会場となっており、10級~2級までの受検が可能です。年に数回実施しておりますので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。子供達だけではなく、お父さん、お母さんも一緒に受検することも可能です。「両親と一緒に合格を目指して勉強する」という機会はなかなかありません。子供達にとっても楽しい勉強期間になりますよ。ご家族で受検されたいという方も、ご遠慮なくお問い合わせください。



さて、次回は「小学生の算数」についてです。




進学予備校ウインロード(荘園校)0977-21-3759(みな合格!)

進学予備校ウインロード(石垣校)0977-26-3711(みないい!)

受付時間:平日14:00~22:00(日曜・祝日休)

さて、前回の続きです。「音読させる際、注意しておきたいポイントは何か?」について見てみましょう。細かく分けていくと数多くのポイントが存在するのですが、ここでは大きなウェイトを占める部分にスポットを当ててみたいと思います。


ポイント1:漢字が読めるか。


まずはこれです。漢字を読めていないと文章をきちんと読み取ることができません。 例えば、下記のような文章があったとします。



「数年前から調査を続けてきた結果を見て愕然としました。新聞を購読していない若年層が急増しているようです。ここ数年、インターネットが急速に普及し、手軽に情報を得ることができるようになったからだろうか。」



では、この文章から漢字の部分を消してみましょう。



「〇〇〇から〇〇を〇けてきた〇〇を〇て〇〇としました。〇〇を〇〇していない〇〇〇が〇〇しているようです。ここ〇〇、インターネットが〇〇に〇〇し、〇〇に〇〇を〇ることができるようになったからだろうか。」



極端ですが、漢字をすべて消してみました。意味が取れますか?絶対に無理ですよね。漢字が読めないということは、上記のような状態であることは間違いありません。まずはきちんと漢字が読めるかどうかをチェックしてください。


ポイント2:つっかえないできちんと読めるか。


「数年前から調査を続けてきた結果を見て愕然としました。新聞を購読していない若年層が急増しているようです。ここ数年、インターネットが急速に普及し、手軽に情報を得ることができるようになったからだろうか。」



この文章を


「すう・・・ねんまえからちょう・・・さをつづけて・・・きた・・・」



と、つっかえながら読んでいたのでは意味を取りにくいですよね。つっかえて読んでいる部分は一度音読を止めて、私達大人がきちんと読み聞かせて、もう一度チャレンジしてもらう。子供達の将来のためにも、こういった症状は繰り返し音読させて修正していかなければなりません。 まだまだ重視して欲しいポイントはたくさんありますが、まずはこの2つを徹底してからの話ですね。


次回は「漢字の書き取り」について。


小学生の頃に毎日実行して欲しいことがあります。 いくつかありますが、まずは「国語の教科書を音読すること」ですね。



最近は学校から音読の宿題が出ることがないのか、国語の教科書をスラスラ読める子達が少ない。 文章を声に出して読ませると、漢字が出てくる度に飛ばして読んだり、単語が認識しできていないのか、文のつながりがよく理解できていないような症状が見受けられます。つまり、文章に慣れていないのです。



音読の良い点は、「読みの浅さや深さ、つまずき、どう受け取っているか」がよく分かるところです。私たちがぜひお願いしたいのは、保護者様の目の前で音読させることです。そして、音読で躓いた部分を随時修正していく。同じ文章を繰り返し音読させているうちに信じられないくらいスラスラ読めるようになっていきます。



毎回新しい文章を用意する必要はありません。例えば、現在、学校の授業で扱っている文章を毎日繰り返し音読させることで十分です。もう一度言いますが、必ず保護者の方が横について、読み方がわからない漢字、意味のわからない言葉を説明してあげたり、読み方がおかしい文を一緒に読んであげたりしてください。


こうした日々の訓練がなされていないために、高校入試や大学入試といった重要な場面で苦労を強いられる。


大分県公立高校入試の国語の問題は試験時間50分。出題される文章は正確に読む進めるスピードがなければ、制限時間内に解き終わることは難しい。また、大学入試センター試験でも国語はかなりの読解スピードが求められる。



「時間内に最後までたどり着かない・・・」といった悩みを抱えている受験生は意外に多いのです。 次回は「音読させる際、注意しておきたいポイントは何か?」をもっと詳しく見てみたいと思います。


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