今回の記事は少し長くなりそうなので音楽でも聞きながらのんびりと。
毎年こっそりフジロックに出演しているspecial othersというバンドです。



それではまずは下の画像をご覧ください。


$Simple is best!!

数字と矢印が記入してありますので、その数字の順番にご説明していきたいと思います。

1:前足陰線、矢印時点で十字線、次足陽線

 十字線は気迷いを意味するものであると言われています。また、相場の転換を示唆するとも言われます。これが数本続く場合は現在見ている時間足よりも下位の時間足でレンジを形成していることが推測できます。十字線でなくても上下に長い髭が連続して出ている場合それより下位の時間足でレンジを形成していることが推測できます。要は、様子を見た方が良いということです。もしくは下位の時間足に視点を変えてレンジの中をトレードしていくことに徹すると良いかと思います。
 この場合は(結果的に)1本の十字線。この十字線良く見ると下髭は短いですが、上髭は長いです。これは下降圧力よりも上昇圧力が強かったというように推測できます。しかし、上昇したが結局押し戻されて結局前足の終値で引けてしまったという形です。先ほど記載したように十字線は基本的に様子を見た方が良いので、次の足を注意して見ることになります。
 次足は陽線となりました。安値は前足の安値を下抜くことができず、前足の高値は上抜いています。短期トレンド転換サインとなります。まとめて簡単にご説明しますと、陰線→十字線→陽線または陽線→十字線→陰線で反転サインです。なお、3つ目の線が1つ目の線の安値高値を抜けているかどうかが注目ポイントになります。2、7、12もこれと同じ系統です。完全に十字でなくてもローソク足実体よりも極端に上髭下髭が長い場合はこの考え方をあてはめていただいて構いません。
 ちなみに、この形は見ている時間足よりも下位の時間足でWトップ、Wボトムまたは、トリプルトップ、トリプルボトムを形成していることを意味しています。

2:前足陽線、矢印時点でトンカチ、次足陰線

 トンカチも十字線と同様に相場の転換を示唆するものと言われています。考え方は十字線の時と同様で構いません。ここでも次足を注意深く観察します。結果、トンカチの高値を上抜くことができず、1本目の陽線の安値を下抜きました。短期トレンド転換のサインです。

3:前足大陽線、矢印時点で大陽線

 この組み合わせも相場の転換を示唆しています。注目すべきポイントは前足の高値を上抜けているかどうかということです。今回の場合は、前足の大陰線の高値とほぼ同じ水準に終値が来ていますが、上抜けてはいません。ここを上抜けてさらに上昇できかるどうかがポイントになります。結果的に1本目の大陰線の高値を超えることができず反落となりました。

4:強い下降局面で出る大陽線

 この場合の注目ポイントは、前足陰線の高値を上抜けているかが重要になります。
 前回の記事に上昇バンドウォークの終焉を早期に判断する方法として直近の陽線の安値を下抜けるかどうかに注目するという記載をしたかと思いますが、それはまさにこのような状態を指しています。ここで、早期に反転を予測して買いを入れるというよりも売りポジションの全て、またはいくらかを利益確定するポイントと言えます。次の足も陽線になっていくらか戻しましたが、戻りを売られて再下落となっています。


思いのほか長くなっていまいそうなので、5~15は数回に分けてご説明していきたいと思います。


Simple is best!!
ユーロ円週足


週後半の下落で週足陰線確定しました。


ここでチェックポイント。


①12月2週目よりずっと陽線続きであり、12月1週目以来初めての陰線が確定。

②12月2週目より終値は+2σの外側にきていたが、今週始めて+2σ下で終値が確定。


以上のことから、流れが変わりつつあることが感じ取れます。



バンドウォークの終焉を早期に判断する方法があります。


それは、現在のような上昇バンドウォークの場合、直近の「陽線」の安値を下抜いた時です。


必ずではありませんが、直近の「陽線」の安値を下抜くとバンドウォークが終わり、一時的にレンジになるか押し目を形成しにいく可能性が高いです。


現在のチャートを見ると陰線は確定していますが、直近の「陽線」の安値(この場合一つ前の陽線)を下抜けてはいません。


ですから、さらに下降した場合、直近の陽線の安値を下抜くかどうかが注目されます。



レートの上下動は通貨間の強弱関係から起こるので、本来ならば多通貨ペアを分析して総合的に判断することが理想と言えますが、そのあたりはご勘弁願います。

(※実際のトレードでは多通貨分析しています。)







最近好きな曲。

よろしければ音楽を楽しみながら記事をご覧ください。




さて、今回のテーマですがタイトルにあるように通貨別に強弱を見るということでその内容についてご説明していきたいと思います。

何を目的に強弱を見ていくのかというと・・・

通貨別に強弱を見ることでより有利にトレードすることができるようになります。

例えば、ドル円、ユーロドル、ユーロポンドが上昇していたとします。

そしてポンドドルが下降していたとします。

この状況から通貨別に強弱を見ると・・・


ドル円上昇  = ドルは円に対して強い
ポンド円上昇 = ポンドは円に対して強い
ユロドル上昇 = ユーロはドルに対して強い
ユロポン上昇 = ユーロはポンドに対し強い
ポンドル下降 = ポンドはドルに対して弱い


ということになります。

すなわち・・・


ユーロ>ドル>ポンド>円


ということになり・・・


一番強い通貨が「ユーロ」

一番弱い通貨が「円」


となります。


以上のことからユーロ円の買いが利益をだせる可能性が一番高いということが分かります。


ドル円、ユロ円、ポン円、ユロドル、ポンドルの全てが上昇していることもありますが、その場合はユーロポンドを見てユロポンが上昇しているならユロ円の買い、ユロポンが下降しているならポン円の買いがよろしいかと思います。


Simple is best!!

今度は戻り売り。

昨日の雇用統計前後のポンドドルです。


日足では現在下降傾向が見られています。

戻りを反映してボリンジャーバンド+2σ、3σは閉じてきていますがMA21は強い下降を示している状況です。

ここでのシナリオは戻り売りです。


4時間足をみると比較的きれいに上昇チャネルライン(下降フラッグ)が引けるかと思います。

(ここではチャネル上限を引いていません。)


4時間足確定で上昇チャネル(下降フラッグ)を下方ブレイクしました。


ブレイクはしましたが、以下の理由により様子見。


①雇用統計発表が近かったこと。

②4時間足確定時点では、ストップ幅を大きめにとらなければいけなかったこと。


雇用統計発表後再びブレイクした上昇チャネル(下降フラッグ)下限に戻ってきました。

5分足でその攻防の末下落し始めたところで売りエントリー。




Simple is best!!

押し目買いについて簡単に。

上のチャートは昨日の雇用統計前後のものです。


雇用統計前、4時間足では上昇バンドウォークとなっています。

ボリンジャーバンドも収縮から拡散しています。

トレンドフォローに徹し、押し目を買いたいところです。


雇用統計発表後、レートは下げて行きました。

押し目買いのチャンス!

それではどこで押し目を買えばよいのでしょう。


まず候補となるのが、4時間足ボリンジャーバンド+1σ。

4時間足ボリンジャーバンドの+1σは30分足ボリンジャーバンドの-2σと大体の場合において重なります。

30分足の黒○の部分です。


次に反発を確認します。

反発を確認してからエントリーすることで、ロスカットは若干深くなってしまいますが勝率は増します。

ロスカットが深くなってしまうデメリットを少しでも軽減するために、さらに短い時間足で反発の初動を見ていきます。


そこで、5分足。

ここで現在の下落の癖(トレンド)を見ていきます。

5分足に表示された黒い右下がりの直線が現在の下降のトレンドです。

5分足黒○の陽線確定でトレンドをブレイクし、これまでの下降の流れが上昇に転換することが考えられます。

ここが押し目買いエントリーポイントです。

ストップは5分足の直近の安値より少し下に置きます。

黒○陽線2本前の陰線の最安値よりも少し下です。


このように、上位時間足が上昇であった場合に下位時間足で下降トレンドを探し、その上方ブレイクしたポイントを狙っていくことがトレンドフォローの基本となります。


一般的には、これを上昇フラッグと言い、その反対の状態を下降フラッグと言います。

同時にテクニカル指標のダイバージェンス、コンバージェンスが見られた場合はさらに強いサインとなります。


さて。


クロス円は先週末終値より若干高く寄り付き、朝方そのまま上値更新。


その後は利益確定に押され下落。


かと思えばニューヨーク時間に再び高値付近まで上昇。


うん。底堅し。


利益確定が出てきていることは確かだけれどもなかなか下がりません。


先週末にこっそり少しだけ売ったドル円、ポン円ポジはニューヨーク時間の反発を見て決済。


ポンドドルが弱し。


週足で下降バンドウォークを始めています。


ですので、ボラが大きくなっているポン円の売りを睨み続けているのですが、いかんせんドル円が底堅いのでなかなか・・・。


ユーロが地味に底堅いこと、ドル円がなかなか底堅いことを背景にユロ円を買いスキャルして終えた1日でした。



今週はどっちつかずの乱高下でした。


金曜日にユーロドルが日足レンジを上方ブレイク。


ポンドドルが4時間足レンジを下方ブレイクしました。


ユーロドルはついて行こうか悩んだ末に見送り。


BB-2σが開き切れていませんので高値で買うのは危険かなと。


ポンドドルは下降傾向にあったのでスキャル的にトレード。



さぁ、クロス円。


ドル円は金曜日上値を伸ばしましたが、利確がでてきているチャートパターンです。


それに、日足BBが並行上昇中。


高値で買うにはリスクが高いです。


MACDもデットクロス。


ADXもストキャスも下降中。


ただ、週足、月足でバンドウォーク中ですし、安易なショートも危険。


少なくても週足で陰線が確定してくれないと。



少し前に「トリプル弱気の乖離」について記載しましたが


それを乗り切っての上昇ですので、今後さらに上昇していくようならかなり強い!