ピク 生後6か月と12日
すくすく育ちますように気が向いたらお願いします
家事終了:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ピクも散歩連れてって、ご飯食べてオッパイ飲んでお昼寝タイムZzz…(*´?`*)。o○
すぐ起きるかもしれないので、急ぎます(`・ω・´)ゞ
この話がホントの魔の一週間の結末です ←見てない方どうぞ
土曜日、兄からの電話で、父の信じられない行動を聞いたパルコ。
月曜日には父を精神科に連れて行くという話を聞いた。
でも、父になんて話するんだろう・・・
父は病院に行くと言ってくれるだろうか・・・
朝起きて、そんな事を考えてたパルコに妹からの電話
「姉ちゃん?今からお父さん、病院変わるから。
お母さんとお父さんは今救急車で、今熊本市内の病院先に向かってて、私達も今から行くところ。」
「は?何のこと?お父さん、熊本の精神科に行くの?」
救急車って、また暴れて何かあったのかってパルコは思った。
「なんもまだ聞いとらんと?」
「何を?昨日お兄ちゃんから電話で、お父さんが水曜日に下半身裸で布団におしっこしてた、って話は聞いたよ。それで、明日精神科に行くって・・・」
「違うと!お父さん、くも膜下出血で大変な事になってたんだよ!」
「は?何それ?水曜日病院でMRIとった時は異常なしって・・・」
それから、兄に電話を代わって詳しい話を聞いた。
父は日曜日の朝、ひどい頭痛を母に訴えたらしい。
母は、精神的なものと思っってたんだって。
モラ夫って、自分の痛みを異常に大袈裟に訴えるとこがある。
パルコの父も、そう言う事が多々あったから、母がそう思うのは仕方ない。
でも、この時の父は尋常じゃないくらい痛がって、看護師の母もこれはおかしいと感じたらしい。
救急車呼ぼうか?って聞いたけど、水曜日も救急車が来て、近所に恥しかったのかな?
父は自分で行くって言ったって。
でも、痛さで一人では歩けないような感じだったから、兄に支えてもらいそれでも自分の足で歩いて病院に行った。
MRIをとってみたら動脈瘤から出血してて、すぐに手術が必要だった。
それが、パルコの地元の総合病院で、オペ出来るドクターが不在でやむなく熊本市内まで行かなくちゃいけなくなったんだって。
パルコは、兄の話を聞きながら、そんなに大変な事だって感じなかった。
なんでだろう?パルコっていつもこうなんだよね・・・
「そう・・・また病院について詳しい事がわかったら連絡して」って電話を切った。
モラ夫にそのことを伝えたけど、モラ夫・・・・・
くも膜下出血ってなに?
それって、治るの?
チンプン(@ ̄Д ̄@;)カンプン
何にも知らないの・・・悲しい事に・・・10歳の小学生がそう聞いてるって思って
で、色々説明してやった
モラ夫に説明していく内に、パルコもだんだん事の重大さに気づいて行った
ん?こんな悠長なことしてる場合か?
と思って、ネットで色々検索した
遅い?( ゚ ▽ ゚ ;)
でしょ~~!(´Д`;)
パルコ、自分の事でもなんでも慌てるのが遅いっつーか
なんか、変なとこ冷静なんだよね・・(-。-;)
検索したてみたら・・・
ヤバイじゃん!
(((゜д゜;)))
出血した場合、半分の確率で即死
手術した場合でも、半分の確率で死ぬ事がある
手術が成功した場合でも、半分の確率で後遺症が残る
みたいな事が書かれてあった・・・
詳しい内容は忘れたから、ちょっと間違ってるかも(>_<)
即死はまぬがれたからいいとして・・・
父が、元通りになる確率は・・・
4ぶんの1?
( ̄□ ̄;)!!
こんなに父が大変な事になってても、パルコの家はいつも通り・・・
ピクが泣いて、パルコはオッパイ上げて、モラ夫は草むしりしてた・・・
パルコは、ネットで調べた後でも、父がそんなに大変だと信じられずにいたの。
父が死ぬわけがない
父が体が不自由になるはずがない
父はいつまでも、頑固で怖い父のはずだ
一日普通に過ごして、そして夜になった。
妹から電話がかかってきた
「今から、地元に帰るとこ。明日、午後から手術だって。」
「お父さんの状態はどうなの?」
「わからん。今集中治療室で面会謝絶だよ。明日の朝まで、お父さんには会えないよ」
「集中治療室??(@ ̄Д ̄@;)」
「うん。お母さんは今日は病院に泊まってる。いつ病状が急変するかわからないから。
もし、明日の手術までにまた出血したらホントに危険だって。」
「は???そんなに大変なの?(@ ̄Д ̄@;)」
「当たり前やがね!!脳の中が出血してるのに!」
「手術すればいいって事?(@ ̄Д ̄@;)」
「それがね、手術しても半々の確率」
「半々って?(@ ̄Д ̄@;)」
「生き残るのが半々。」
「は~~~~~~?!したら、もしかしたら手術中に死ぬかもしれんって事?」
ここで、パルコはやっと父の状況が大変な危機にさらされてると実感した。
「なにそれ?したら、私ここでのんびりしてる場合じゃないがね?((゚m゚;)」
「そうたい!ホントに大手術ばい!」
「お父さんの人生最大のピンチ?」
「そりゃそうやろ!ってかあんた明日来んと?」
「いや・・・姉ちゃん実は、状況分ってなかったみたい( ゚ ▽ ゚ ;)」
「まー姉ちゃんは、状況みてないからね・・・見たらわかるわ・・・」
と言う事で、ようやく事の重大さを知ったパルコ
月曜日、朝の5時に熊本市内の病院へ向かった
でもピクがいるから、休憩しながらの高速道路で着いたのが朝の9時
もしかしたら、元気な姿の父はこれが最後かも知れない
手術する前に、一目でも父に会いたい
そう思ってたけど、面会時間が過ぎていて次に会えるのは、手術前の1時だけ
そして、手術室に入ってしまえば、家族は何をする事もできない
待合室で、父の病状と手術の事を兄から聞いた
父の動脈瘤は、開頭手術ができないところにあった。
だから、ふとももからカテーテルを通して、動脈瘤の中にコイル
を入れてそこに血液が入らないようにして、動脈瘤を取る方法しか出来ないんだって。
(説明が超ど素人でごめんなさい><)
手術をしなければ二週間持つか持たないか・・・
手術しても、成功する確率は50%
手術中に、容態が急変したら手術は中止
運よく、手術が成功しても50%の確率で後遺症が残る事
そういう話をドクターからされたって。
そんな話されても、ほっとけば死ぬし
家族はドクターにすべて任せるしかないよね。
待合室で、父の手術を待つまでの間
パルコはとにかく一目でも父に会いたいと思った
最後に会ったのは、6月の中頃
それから、父がおかしくなっていった
おかしくなってからの父に、パルコは会っていない
きっと、すごく辛かったんだと思う。
凄いストレスに押しつぶされて、母に暴力してたんだと思う。
お父さん、辛かったね・・・
1時に手術室に向かう父が集中治療室から出てきた
その時の表情は、パルコが見た事もない顔だった
目は異常なほどに飛び出て、ぎょろりとしていた。
どう見ても、正常な人の目じゃなかった。
「お父さん!パルコだよ!ピクも来てるよ!!」って言ったら
起き上がって、ピクを探そうとしていた。
「起きなくていいよ。頑張って元気になったらいつでも見れるからね!」
って声掛けて、父は手術室に入って行った。
この時の父の表情は、今でもぞっとする。
兄に言わせると、ここ何ヶ月かあの顔だったそうだ。
目がぎょろっとして、顔もむくんで・・・
いかにも精神が病んでいると言った表情。
父は、やっぱりうつ病になっていたと思う。
いや、なっているか・・・今も治ってないから・・・
そして、手術が終わるまでの間に、兄や妹と話してて疑問が浮かんできた。
父の動脈瘤は1,2㎝
それが、MRIにうつらない事があるのだろうか?
たった三日ほどで、動脈瘤が出来るのだろうか?
水曜日、異常なしと言われたけど、それじゃあの頭痛は?
初めに受診した病院を訴えてやる!!
ピクが泣き叫んでおります
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キャーーーーー><
放置しすぎたーーーーー