鳥人間 ☆
1999年以前は、スカイフライング(人間飛行)は夢のまた夢とされており、人間が自力で空を飛ぶ=「死」と考えられてきました。人類の長い歴史を通しても、重力に打ち勝ち、大空を飛ぶことが人類の最大の夢ではあったが、それを運良く生きて経験できた人は数少ない。ギリシャ神話のダイダロスやイカロスのように、古代以来、空を飛ぶ逸話や伝説が世界各地に数多く言い伝えられていますが、その結末は、現実同様、完全な失敗から大成功と様々な結果で終えている。
20世紀は「鳥人間」達の時代だった。飛行機の進化に伴い、飛行機から飛び降りる人々が現れてきた。故障機より自分の身を助けるために脱出する人々、また、ただ単に娯楽のために飛ぶ人々。楽しむ目的で飛ぶ人たちは、フリーフォール中に自身の制御が困難で、多くの場合、死亡または重傷を負うような結果に。彼らはフリーフォールをマスターしようと、空の支配者である鳥たちに助けを求め、真似をした。人間には無く、鳥が持っていたもの、それは「翼」だった。 多くの勇敢な人たち(カール・ローリン、トミー・ボイド、グレン・ソーン、ビクター・アンドロ、レオ・ヴァレンティーン、等々)はキャンバス生地から木材、金属、竹材、さらに羽根まで使って自分達の翼を作った。彼らはBirdmen(バードメン)と呼ばれ、果敢に空へ挑戦した。そして、多くは散っていった。
かの有名なフランスのスカイダイバー(通称「Sky God」=空の神様)、パトリック・デ・ギャルドン氏は、1990年代中ごろ、自作ウイングスーツで世界へウイングスーツの存在を浸透させた。このスーツが現代のウイングスーツの原型となっていることは広く知られている。1998年パトリックが作ったスーツは画期的なラム・エア設計で実用的かつ安全で、1998年4月不慮の飛行事故でなくなるまで、数多くのスタントやコマーシャルをこなしていた。だが、パトリックの鳥人間精神は彼と共に無くなることはなく、そしてBIRDMAN社は彼の精神を受け継ぐ使命にあり、パトリックの予言を実現させた。
「いずれ、ウイングスーツ飛行は、他のスカイダイビング競技と同じぐらいの人気を得る日がくるだろう。そして、わずか200回のジャンプ経験者でもウイングスーツで飛べる日がくるであろう。」
Patrick DeGayardon at ParaMag interview just before his death in 1998.パトリック・デ・ギャルドン氏、1998年亡くなる直前のParaMag誌のインタビューにて。 (BirdMan社のHPより抜粋)