小学生で英検の受験を始めると、ライティングで行き詰ってしまうパターンがあります。
英検3級、英検準2級くらいの生徒さんで、ライティング問題をさぁ書いてみようというときに全く英文が書けない場合には、学習方法を見直してみる必要があるでしょう。
「なぜできないのか」「まだ無理なのか」と考えてしまう前に、正しい方法で「アウトプット=書く」につながる学習ができているかどうか確認してみましょう。
今回は小学生の英検受験でのライティング学習のコツについてまとめていきたいと思います。
英検ライティングの学習にはまず単語のインプット
小学生が英文を「書けない」、という場合、まず考えておかなければならないのは
子どもはまだ「単語を思い浮かんでそれを書くまでの記憶が定着していない」ということが挙げられるでしょう。
簡単に言うと「インプット量が足りていない」ということです。
「書く」ことに気を取られてしまいがちですが、それ以前に「読む」「言う」が出来ているのが前提です。
まずは「アウトプット」につなげるための「十分すぎるくらいのインプット」ができているかどうか、もう一度考えてみましょう!
インプットの単語のレベル
小学生で英検を取得しようという場合、「その級のレベル」ということにとらわれてしまいがちです。
しかし、実際にアウトプット(書く、話す)で「使いこなせる」ようになる場合には「その1つ前の級のレベルの単語」がしっかりとインプットされているのを確認することが必要です。
私たち大人も普段、「読んでいる単語の難易度」よりも「話したり書いたりする単語の難易度」の方が低いです。
3級でライティングを始める子どもの場合には、その1つ前の「4級の単語」を
準2級のライティングで行き詰っている子どもの場合には、その1つ前の「3級の単語」がしっかりとインプット(入力)できているか確認していきましょう。
アウトプットにつなげるためのインプットの方法
「インプット(しっかり覚える)」しようと言うときに、「見て覚えよう」というのはちょっと惜しい学習方法です。
また、「書いて覚えよう」というのも実は効率的ではありません。
「インプット」は「アウトプット」を見越した形で行いましょう!
つまり、読む→言う(発音する)→書く の順になっていると、スムーズに「アウトプット」につなげやすいのです。
まとめ
「ライティング」ができない時にはまず
「インプット量を十分に」
「インプットの難易度レベルを少し下げてスタート」
「アウトプットを前提としたインプット」
この3つに注意して進めるようにしてみましょう!