アイドリングは、エンジンが暖まった状態で、たんたんと規則正しく回転するところです。
回転が低すぎると、信号待ちなどの時に、止まってしまう様なことになります。
または、止まってしまうのでは無いかと、乗っていても不安になります。
回転が高すぎると、ギヤが入りにくい、ニュートラルが出にくいなど、乗りにくくなります。
キャブレタートップのキャップを反時計方向に回し、スロットルバルブ(丸い筒)ごと上に引き上げて外す。
キャブレター下側のネジを4つ外し、フロートチャンバーを外す。
マイナスドライバーで図のようにフロート中央部の爪を曲げて調整する。
フロートの高さをキャブレターのボディから28ミリぐらいに調整する。
この際パッキンは外しておく。
フロート調整後は油面を確認します。
この時は車体に取り付けて、一度ガソリンコックを開けます。キャブレターからオーバーフローしていないことを確認し、ガソリンコックを閉めて、キャブレターを車体に付けたままフロートチャンバーを外す、この時フロートチャンバーに入っているガソリンをこぼさないように注意する。
フロートチャンバーのふちから約10ミリぐらいの所に油面がきていることを確認します。