柳田理科雄 著
僕は理科が好きではない。
興味も無いことを覚えなければならない苦痛は、脳内の拒絶反応を引き起こす。
実験も好きでは無かった。
答えが決まってる事を、文字通り教科書通りにやってみて確認する。なんの興奮も感動も無かった。
NHKの考えるカラスを観て、実験とは何か初めて分かった。
京大の山中伸弥教授と益川さんの対談本
「大発見」の思考法
のなかでも科学教室なんて手品だ。という類の話が出てくる。
全くそうだと思う。
空想科学読本が面白かったので、著者の
『なぜ僕は理科を好きになったのだろう?』を読んでみました。
理科の教え方がまず間違ってるんですね。
子供が素直に思い描く『なぜ?』を拾い上げて広げてやらないと理科は楽しくない。
テストでは修行のような暗記が出来る子が高得点をあげる。だからと言って、この種の子が将来科学者になるかと言うと、なれるはずもない。
科学者になりたいわけではない。
科学者に息子たちをしたいわけでもない。
ただ、少し理科に興味を持てたらなぁ。少し楽しく勉強出来るんだろうなぁ。
理科はね、学び方を間違わなければ、きっと好きになれるはず。
子供の『なぜ?』を拾い上げてやれば、好奇心をくすぐって楽しく自然に取り組める。
改めてそう思わせてくれる本でした。