この作品には、「ハッピーシンセサイザ」という曲が一番影響されたのですが、他にも自分が影響されたものを取り入れたりなどしています。

僕が影響を受けた芸能人で「嫌いな芸人」でよくトップクラスでランクインしている芸人で、江頭250もその一人です。「ワンクールのレギュラーより、一回の伝説」という名言というかポリシーには個人的ですがすごく惚れました。他にもユーチューブを調べると彼は名言をたくさん残していますね。「俺のライブに来てくれる人たちは、結婚はおろか恋愛もまともにできない奴らばかり。だけど俺はこんな奴らのためにお笑いをやりたい」など、いい言葉を言っているのを知って、もてなくたって、不器用だっていいんだということが伝わってきただけでなく、ネット上のテレビ番組で放送されている彼の看板番組でこんなことを言っていました。

「かっこいいはかっこ悪い!かっこ悪いがかっこいい」

本当にその通りなんだ。半端なイケメン、ギャルいますよね。どこにでも。そんな人たちはそんな人たち、だけどお前はお前だと言われてるような感じがしました。

だから、彼はすごいと思っていますし、稀にしかテレビには出ないけど出てきたときはテレビに張り付いて応援しちゃうんです。

芸人だけでなく、アニメにも影響されました。機動戦士ガンダムSEEDシリーズがその一つです。その登場人物で主人公のキラ・ヤマト。彼が言ったこのセリフもこの小説の原動力になりました。と同時に自分の原動力としても活用したい一言です。

「想いだけでも・・・・・・力だけでも・・・・・・」

伝えるのが不器用でも動作が不器用でも、伝われば問題ない。そして、先へ進めればいいなという自分の想いも力もあるからこそ、この言葉はすごくしみました。また、同アニメの登場人物のカガリ・ユラ・アスハはこんなセリフを言いました。

「生きるほうが戦いだ!」

どんなに人に理解されにくいようなものを持っていても死ぬのは負けだと言われてるような気がします。死んでしまったらできることもできなくなってしまうし、それだけでなく想いを伝えたり残すこともできなくなってしまうから。可能性は潰しちゃダメなんだよ。自分で潰したら。僕はそう思っています。だからこそこのセリフはかなり印象的でした。


あとがき(完)に続く。